子供には賢く育ってほしい!
親なら誰もがそう思いますよね。
でも、どうすれば賢い子に育てることができると思います?
- ドリルをたくさん与えて勉強をさせる?
- 習い事をたくさんさせる?
じつはどちらも逆効果!
賢い子の親に共通することは、「親の意思で子供に勉強をさせることはしない」ということ。
今回は元教師としてたくさんの子どもを見てきた経験から、賢い子の親の特徴についてご紹介します。
賢い子の親が普段から心がけている3つのこと
子供の賢さは、親の影響を受けている?
学力の高い子の親は、どんな育て方をしているのか気になりますよね。
東大ママに聞いた「子育てをするうえで普段から心がけていること」をまとめてみました!
1.「勉強しなさい」と言わない
子供が賢いんだから、「家でたくさん勉強させてるんだろうなぁ」と思われる方も多いと思います。
じつは反対で、
親の意思で子供に勉強をさせることは絶対にしないそうです。
でもこれって、とっても納得がいくことですよね。
誰だって強制されるのは嫌だし、今しようと思っていたのに「勉強しなさい!」と言われるとしたくなくなる…あるある話ですね(笑)。
東大ママは、子供が自分から勉強する姿勢を大切にしているようです。
2.自主性を尊重する
「賢いんだから習い事もたくさんさせているんでしょ?」
と思うかもしれませんが、実はそうでもないんです。
これも勉強と全く一緒で、強制させても意味がない!
子供が自ら「してみたい!」と言ったことはさせてあげるけれど、親が「これをしなさい!」と、嫌がる子の腕を引っ張るようなことは絶対にしないそうです。
- 自分でやりたいことを見つけて…
- 自分の意思で挑戦し…
- 自分の力で達成する!
その経験がとっても大切!
これって、今の小学校教育で重視されていることでもあるんですよ。
「チャレンジ精神」や「意欲」「自己肯定感」を高めることができるので、賢い子が育つんです。
3.子供の話を聞く
子供と会話ならいつもしてるけど??
東大ママは、子供と日常的に会話することはもちろん、話し方にも気をつけているんです。
今日学校でサッカーをしたよ!
そうなんだぁ。よかったね
これは普通の会話ですが、親の返答の仕方で「子供の思考力」を育てることができます。
「今日学校でサッカーをしたよ」と子供に言われたら、「なぜ?」「どうしたの?」という質問をしてください。
- 「なんで勝てたの?(負けたの)」
- 「サッカーが上手くなるにはどうしたらいいと思う?」
- 「上手い人は誰?なんで上手いと思う?」
そうすると子供は一生懸命に理由を考えますよね。
脳を使って考えさせることによって、自分で考える力を身につけることができます。
すると、日頃から色んなことにたいして「なぜ?」「なんで?」と考えることができるようになり、賢い子に育つんですね。
優秀な子供の親の特徴ランキング!
優秀な子の親って、やっぱり他の方とは雰囲気が違うような気がします。
元教師の私の経験から、優秀な子供の親の特徴をランキングにしてみました(^ ^)
3位:常識がある
これはほとんどの賢い子の親に当てはまります。
教師に向かってタメ口で喋る人も多いんですが、賢い子の親は「丁寧語」が”きちんと”使えます。
俗いう「モンスターペアレント」な人もいないです(笑)
親に常識があると、もちろん子供も常識のある子に育ちますので、「挨拶」や「感謝の言葉」を忘れない子が多いです。
子供のお手本は親です。親はいつも「子供に見られている」ということを意識して行動してみてくださいね。
2位:子供のことを悪く言わない
私が教師をしている時、
うちの子ほんとにわがままで困るんですよ〜
など、子供の目の前で私に子供の悪いところを相談する方がいました。
相談ならまだしも、
ほんと不器用で何してもダメなんですよ…
なんて言う方もいましたね…。
小学生くらいまでの子供のなかで、親の存在はとても大きいので、
親に悪く言われると、「自分はダメな子なんだ」と思ってしまい、自分に自信のない子になってしまいます。
逆に、
この子サッカーが得意で、選手に選ばれたんですよ!
など、子供の前で褒めるような発言はプラス効果になりますよ!
1位:子供との時間を大切にしている
保護者の方と話してて思ったのが、賢い子の親は「子供の学校で起こった出来事をよく知っている」ということです。
つまり、子供が家で親に「学校で起こったことを話す時間がある」ということですね( ^ω^ )
また、授業参観などの学校行事にも積極的に参加している方が多いです。
子供の教育に関心のある親の方が、子供も賢くなるのは当然のことですよね。
親が賢いと子供も賢い!?検証してみよう!
親の学歴と子供の学力
私が教師をしているときは、たしかに高学歴の子供の方が賢いという印象でした。
2014年に文部科学省は、全国で4万人へのアンケートと学力テストの結果を調査した結果、「親の学歴が高い、または年収が高いほど子供の成績が良かった」と発表しています(°_°)
「親の学力」と「子供の学力」は関係があるものだと見て間違いないでしょう!
親の学力は遺伝する?
親の学力は遺伝します。
しかし、子供の学力は遺伝だけでは決まりません!
私の親は両親とも高卒、しかもあまり賢くない高校にギリギリ入学できたレベルの学力です。
しかし私は国立大学卒ですし、妹も大卒です。
子供の学力は、ある程度は遺伝の要因もありますが、「育つ環境」もとっても大切!
私は自分が親の学歴を越えることができたのは、「勉強が好きだったから」だと思っています。
勉強は頭を使うのでとっても労力が必要なこと。
嫌いだと続かないし、無理やりしても意味がない!
では、どうすれば子供は勉強が好きになるんでしょうか?
答えはたくさん褒めてあげること!
誰だって褒められるのは嬉しいですよね。
嬉しいとまた「次も頑張ろう」という意欲が生まれます。
私も初めは褒められたい一心で勉強を頑張っていました。
でも勉強ってすればするほど賢くなるし、解けなかった問題が解けるようになるのってすごく楽しいんです!
気付いた時には「勉強する習慣」が身についていて、机に向かうことが苦じゃなくなってました(^ ^)
どんな小さなことでもいいので、褒めてあげてください。
大好きな母親に褒められることが、子供のやる気を1番伸ばすことになるんですから♪
ここに注意
「なんでここがわからないの?」など、否定的な態度を出してはダメ!
悲しい出来事は記憶に残りやすいので、勉強が嫌いになってしまいますよ。
まとめ
今回は、優秀な子供の親の特徴と子育て方法についてご紹介しました。
賢い子の親が普段から心がけていることは、
- 勉強しなさいと言わない
- 自主性を尊重する
- 子供の話を聞く
優秀な子供の親の特徴は、
- 常識がある
- 子供のことを悪く言わない
- 子供との時間を大切にしている
子供の学力を伸ばしたいのなら、まずは子供が宿題をしている側に座ることから始めてみてください。
そしてサラッと、
おー!全部答えあってるじゃん。すごいね!
と褒めてあげてください。
子供はお母さんに褒められると嬉しくてやる気が出ますし、宿題を通して親子のコミュニケーションもとれますよ(^ ^)
怒るのではなく、たくさん褒めて伸ばしてあげてくださいね♪