子供は褒めて伸ばすべきだ!!
子供をもつ親なら誰でも聞いたことがある言葉ですよね。
私は以前、小学校の先生をしていたんですが、今の教育現場は、まさに「褒めて伸ばす」を方針としています。
「褒めて伸ばす」というと、「あ、叱っちゃダメなのね」と思われるかもしれませんが、これは間違い!
もちろん叱ってOKです。‥というか、叱ることも大切です。
さらに、何でもかんでも褒めるのもダメ。
これは子供が調子に乗るだけです(笑)
じゃあ「褒めて伸ばす」ってどういうことかというと
子供自身の良さを認めてあげること!
これがとっても重要なんです。
そこで今回は、効果的に子供を伸ばす上手な褒めかたについてお話ししたいと思います。
あなたの褒めかた次第で、お子さんの将来が変わるかもしれませんよ(^ ^)
子供は褒めると伸びる?褒められるとどんな効果があるの?
子供を褒めるとどんな効果があるの??
親としてはぜひ知っておきたいですよね。
一言でいうと、子供は褒められると自分に自信を持つことができます!
自分に自信を持つと‥
- 壁にぶつかっても乗り越えていける
- 何事にもチャレンジできる
- 人に優しくできる
- 自分のことが好きになる
など、いろんなメリットが盛りだくさんなんですよ\(^^)/
だけど、「褒めて伸ばすとダメになる」っていうのも聞いたことがあるんじゃないでしょうか?
これは、「褒めてばっかりで叱らないとダメになる」の間違い!
叱られないと、物事の善悪がわからない、自己中心的な人間になっちゃいますからね^^;
叱ることと褒めることのメリハリをつけることが大切ですよ。
褒めるところが無い!?子供を褒めるときに使うべき言葉
「褒めてあげたいんだけど、褒めるところがみつからないんですよね〜」
先生をしていたときに、よく保護者の方からこう言われました。
だけどね、褒めるところが無い子供なんて地球上に存在しません!
じゃあどうして見つからないのかというと、お母さんの子供を見る視点が間違っているから。
子供を褒めようと思ったとき、他の子や自分の理想と比べちゃってませんか??
大切なのは、その子自身を評価してあげること!
ココがポイント
子供を褒めるときは、「この前より〜」という言葉を使う!
前回よりできるようになったことを褒めて認めてあげることが大切です。
子供が乗り越えるべきなのは、友達やお母さんの理想ではなく、過去の自分自身!
自分以外と比べられることは、劣等感を感じたり、人を見下したりする原因にもなるので気をつけてくださいね。
子供をたくさん褒めよう!上手な褒めかたの例を紹介!
子供は褒められることでぐんぐん伸びていきます。
あなたのお子さんにも自信をつけてあげよう!
上手な子供の褒めかたを、例をあげながら紹介していきますね♪
その場ですぐに褒める
子供のいいところを見つけたら、その場ですぐに褒めてあげてください。
例えば、あなたが家事をしている途中に、子供がいつもは片付けないおもちゃを片付け始めたとします。
家事を先に済ませてしまいたい気持ちはわかりますが、いったん手を止めて!
子供の側に行って、「今日はきちんと片付けられたんだね、偉いね」と褒めてあげてください。
時間があいてから褒めることも悪くはないけど、効果は半減しちゃいます。
良い行いをしたその時に褒めてもらうほうが、実感が伴うので子供も嬉しいですよ。
子供を褒めるときは、目線を同じにして目を見て笑顔で! 子供が親の言葉を真剣に受け取りやすくなります。
具体的に褒める
「褒める」というと、どんな言葉が浮かびますか?
- 偉いね!
- 頑張ったね!
- すごいね!
これらの言葉は、悪くはないんですが、実は良くもありません。
子供を褒めるときは、できるだけ具体的に褒めてあげることがポイント!
例えば、子供が漢字を丁寧に書けていたとしたら‥
「前よりきれいに字が書けるようになったね!この部分がとっても上手!頑張って毎日漢字を練習してるからだね!」
というように褒めてあげてください(^ ^)
結果じゃなく過程を褒める
「褒める」というと、テストで100点をとったとか、かけっこで1位になったとか、どうしても結果ばかり重視してしまいがちです。
だけど、大切なのは結果よりも過程!
子供の努力や頑張りを認めてあげてください。
例えば、子供がテストで70点をとってきたとしたら‥
「この前のテストは60点だったから、10点上がったね!頑張って算数の宿題をしてたから点数が上がったんだね!」
と褒めてあげてください。
「あなたが頑張ったことをお母さんは知ってるし評価している」という気持ちをしっかり伝えることが大切ですよ。
まとめ
子供を褒めるのって、子供が苦手なことができたときばっかりになってしまいがちです。
苦手なことができたときのほうが、親も嬉しくて感動しますもんね。
だけど、子供は得意なことができたときのほうが褒めて欲しいと思っています。
「すごいだろ!」って自慢したいんですね。
なので、子供の得意なことこそ、褒めて褒めてどんどん伸ばしてあげてください。
それは何にも代えがたい自信に繋がりますよ。