仕事を終え、子供を保育園に迎えに行って、ようやく家のドアの前に着く。
少しホッとする瞬間・・・
しかし、まだまだこれから夕飯の準備やらお風呂やら寝かしつけやら、やっつけなければならない仕事がある…。
家のドアを開けた瞬間始まる第2ラウンド!!
「はぁ〜〜、、よし、やるか!!!!」
・・・ガチャ
「あーーーーもう!!!!家が汚ねぇぇえ!!!!!!」
ガックリ…_l ̄l○lll
これ、私の家は毎日でした。
なんてったって私はとにかく昔から片付けが苦手で、子供のときには母から「ぱなしっ子」と呼ばれていました。
なんでもやりっぱなしの子「ぱなしっ子」(笑)
しかも、やればできるけどめんどくさくてやらないタイプのぱなしっ子ではなく、片付けの仕方を知らない・思いつかないタイプのぱなしっ子。
簡単にいえば、片付けの才能がない( ;∀;)!!
そんな私が共働きのママになってしまったんです。
家に足の踏み場など作り出せるはずはありません。
ですが、今では、足の踏み場があるんです。
残念ながら、キチンと整理整頓!というレベルには遠く及びません。
それでも、先日母が我が家に来た時「あら、結構片付いてるじゃない」と言わしめるまでにはなりました!
ここでは、そんな才能のない私が、部屋が片付かないイライラから抜け出すべく、いろいろ試行錯誤した経験談を書いてみます。
片付けが苦手なママにこそ、ぜひ読んでいただきたいです。
共働きで毎日くたくた…家が片付かないのはしょうがない?
なんで片付かないんだろう?
という自問自答の結果、いつもだいたい
「片付くわけないって!無理無理!あはは!」
でした。(^^;
共働きなんだもん!毎日ギリギリなんだもん!!
片付かない要因、こんなこと心当たりありませんか?
時間がない!ヘトヘトなんです!
共働きママは、本当に時間がありませんよね。
朝起きてから夜子供を寝かしつけるまで、全力で動いています。
<理想>
子供を寝かしつけたら、自由時間(°▽°)
ゆっくりお茶でも飲んで、寝る前に軽く片付けするか☆
<現実>
いざ寝かしつけを始めると、子供より先に自分が寝落ちする…。
許して…仕事に家事に育児にヘトヘトなのよzzz…。
朝起きると、昨日の夜のまま散らかったリビング。
ついでに残業して夜遅くに帰ってきたであろうパパが、電気つけっぱなしでその辺に転がってイビキかいてる。(-_-メ)
あるあるですよね〜〜
・・・そうしてもう次の日が始まってしまう。
「あぁ朝ごはん作らなきゃ」
「子供起こさなきゃ…」
片付けをする!という作業は、日々の生活の中でハードルの高いものになっちゃうんですよね~。
敵が多い
「片付ける人」⇒私(片付けスキルLV:2)
「散らかす人」⇒子供(散らかしスキルLV:100)、パパ:(散らかしスキルLV:40)、私:(散らかしスキルLV:30)
パワーバランス的に、どう考えても多勢に無勢!!
今日はちょっと余裕があるから、片付けできたぞー!と思っても、すぐに強敵達に無効化される。
もうねぇ、やる気なくします…。
片付けられない人の本当の理由は共働きではない?
「しょうがないのよ…うちは共働きなんだから家が散らかってたって!」
と言い訳しながらも、ほんとはそう割り切れない…。
整頓されていれば小さなイライラからはきっと解放されるでしょう!けど、どうしたら片付くの??
片付けの才能のない私なので、どうしたらいいかわかりませんでした。
ここでは「なんでできないの?」から「どうしたら出来るかな?」に考え方を変えていきます。
衝撃!友だちの共働きママのお宅訪問
学生時代の友だちが、育休を終えて職場復帰したというので、色々つもる話もあるからと、自宅に招いてくれました。
お邪魔してみてびっくり。
すんごい片付いてる……!!!!!
同じく男の子のママ。
旦那さんは仕事が忙しく、家に帰ってからは子供の寝かしつけまで友だちが一人で行っている。
つまり、うちとほとんど同じなのに!です。
旦那さんが几帳面で散らかす人ではないようでしたが、それにしてもこの差はエグい!!
よく観察してみると、そもそも物が少ない。
特に我が家と違ったのは、子供のオモチャの量です。
友だち曰く「あんまりたくさん出さないよ。あるもので遊ぶからね〜。」
目からウロコ。
子ども達はちゃんと子どもらしく散らかして遊びましたが、もともと量が少ないので片付けも5分ほどで完了。
片付かないのは物が多いから!
終わりが見えないから、片付かないんだ!!と気づきました。
敵を味方にする
友だちのお宅訪問を経て、片付く仕組みをつくれば、疲れてるとか時間がないとか関係ないんじゃないか?と考えるようになりました。
共働きとはいえ、うちには子ども含めて3人の人間がいるわけで。
私一人でやることないじゃん。
まずはなるべく散らからないような仕組みを考えました。
とりあえずパパと私について。
- 帰宅してからの大人たちの動線を考える。
- 腕時計やアクセサリー、いらない郵便物といった「定位置がないから帰ってきたらついそのへんに置いちゃう!」という小物たちの置き場所を作る。もちろん動線上に。
- 散らかりがちなパパの書類は、仕事カバンを置くところの近くに置き場所を作る。
→とりあえず保管しておいて、休みの時などに整理させる。
これだけで、一応は「片付いてる感」がでました!
ココがポイント
片付かない理由は、置き場所が決まっていないから。もしくはその置き場所に無理があったからだったのかも!!
敵がだんだんと味方になってきたぞぉ〜〜!!!
あとはラスボスの息子ですが…
散らかさないようにするのはどう考えても無理!!だって息をするように散らかすんですもん!!
ならば、散らかすのは仕方ないとして、子供でもできる片付け方法を編み出すしかない!!
共働きでも苦にならない!部屋を片付ける方法
大人の散らかり対処方は、前章で触れました。
ここでは、子供でもできる片付けのコツを紹介します。
散らかってるものランキング、断トツのナンバーワンは、子供のオモチャではありませんか??
床一面に広がって、踏んづけると死ぬほど痛い!
成長するごとに種類が増えていくし、部屋を見渡すと膨大な量だったりします。
でもそれ、本当に全部遊んでいますか?
子供のオモチャをうまく片付けてしまえば、部屋の散らかり問題はほぼ解決したようなもんです。
私の経験から、ポイントをご紹介します。
おもちゃを減らす!
まず、オモチャ置き場を決めます。
我が家はニトリで買った三段のカラーボックスに決めました。
次に、子供の年齢に合わなくなったり、最近遊んでるところを見ないようなオモチャは、ダンボールに詰めて物置部屋にしまっちゃいます。
子供がいると出来ないので、休みの日にでもパパに連れ出してもらうと良いです(^ ^)
結構思い切ってしまっちゃいます。
決めたオモチャ置き場に収まる量まで減らします。
「こんなに少なくしちゃって大丈夫かなぁ?」と思うでしょうが、子供にとって今アツイお気に入りのオモチャがちゃんとあれば、案外出てるオモチャだけで遊んでくれます!!
オモチャ選びを見誤らないことが大切です。
存分に遊んで散らかしても簡単に片付く量になればオッケーです。
子供と楽しくオモチャのおうちをつくる
散らかしLevel100の子どもを、味方につける方法です。
我が家は恐竜のフィギュアや、ムシニンという小さいオモチャが多いので、専用の箱を子供と作りました。
恐竜フィギュアのおうち
空き箱に恐竜シールを貼らせただけ!
ムシニンのおうち
絵は私が書いて、子どもと一緒に色を塗って、切って空き箱に貼っただけ!
車のおうち
まぁまぁデカイものもあるので、大きめ。車の絵を切り抜いてつけただけ!
急いでいるときなど、とにかくなんでもぶち込んどく用
クラゲマークの箱はその他のオモチャ箱。
手前のバケツはお片づけボックスの機能がついたオモチャ。オモチャを選ぶときに、片付けしやすいかを考えるといいかもしれません!
大した工夫はしていません。
子供と一緒に簡単な工作をしただけですが、これだけで子供が楽しく片付けをしてくれるようになりました!
家にある空き箱を使えばお金もかかりませんよ(^ ^)
気分が乗らなそうなときは「お片づけ競争!よーいどん!」の掛け声でイチコロです( *`ω´)
寝かしつけ前の5分ほどで、スッキリ片付きます!
お片づけができたら、たくさん褒めてあげましょう!
まとめ
ここまで、ぱなしっ子の私が、足の踏み場を確保するまでの流れをご紹介してきました。
才能がない上に不器用なので、派手なことは何ひとつしていません。
けれど、これだけで、気持ちと部屋のスペースに少し余裕ができました。
毎日完璧に片付けをする必要はありません。
仕事に育児に、ママはすでに頑張りすぎています。もうやることやったら、体を休めましょう。
大切なのは、片付けようと思えばある程度すぐに片付く状態になってる、ということです。
簡単なので、よければ試してみてくださいね!