ハロウィンの楽しみの一つに挙げられる、特有のさまざまな飾り付け。
町中の至るところ、お菓子のパッケージ、遊園地やイベント会場のデコレーションなど、様々な場所で楽しむことができます。
ハロウィンといえば、【ジャック・オ・ランタン】や【お化け】、【コウモリ】などが思い浮かびますね。
全体的に、黒、紫、オレンジといったカラーリングでダークなイメージ。
場所によっては、わざと照明を落とし気味にしていたり、ホラーでミステリアスな雰囲気が漂います。
大人目線では、特段怖くもなんともないこれらの装飾ですが、子供によっては、ハロウィンのダークな雰囲気を嫌う場合も。
理由はそのまま。怖いから!!
世間にハロウインが溢れているとき、それを子供が怖がると、でかけた先々で苦労することに。
では、ハロウィン飾りを怖がる子供が、怖がらないようにするにはどうしたらいいのでしょうか?
成長とともに怖がらなくなるのが一般的とは言えますが、まずは慣れること!
そして、怖いものではないと教えてあげることが大切です。
具体的にどうすればいいのか、以下で詳しくお話しますね。
ハロウィン装飾を子供が怖がる!うちの子は臆病者?
10月になると、街にあふれるハロウィンムード!
近所のパン屋さんからコンビニ、大型スーパー、ショッピングモールなどなど、ありとあらゆる場所に、ジャック・オ・ランタンやコウモリが出現し、オレンジや紫の幕がかかり、『Happy Halloween!』の文字が踊ります。
と同時に、仮装をするとお菓子がもらえたり、ペイントやハロウィンのお菓子が楽しめるような、親子連れには嬉しいイベントも!
ハロウインを特に意識しなくても、自然と目にしますよね。
では、子供はハロウィンをどう感じているのでしょうか?
親の教え方、友達からの影響によって、その反応は様々です。
- ハロウィン?おいしいもの食べれる?楽しいことある?→ハロウィン楽しみw
- ハロウィン?しーらない!(まったく興味なし)
- ハロウィン?お化け?やだやだー(泣)
3歳を過ぎたくらいから、このようなイベントの意味も理解できますので、前向きあるいは楽しみに考えられる子供が多いようです。
問題は、まだハロウィンの意味もわからない0〜2歳児!
子供だって、暗やみを怖がったり、お化け屋敷を見ると泣き出したりしますよね?
幼いうちから、そういった雰囲気を敏感に感じ取る子もいるのです。
ちなみに、これも個人差が大きい話なので、気にしない子はまったく気にしません(笑)
どちらがいい・悪いではなく、それも個性と考えて良いでしょう。
雰囲気を敏感に感じ取る子供は、感受性が強く、物事の違いがわかる子供。
あまり感じない子供は、おおらかでものの違いをあまり気にしないと言えます。
ココがポイント
人見知りをする・しないの違いと似ていますね。
『怖がる=臆病者』ではなく、『怖がる=雰囲気の違いを感じ取れる』と捉えてあげましょう。
ハロウィン装飾でお店に入ると子供が泣く!みんなはこんなときどうしてる?
子供のためと思って出掛けたハロウィンイベントで、子供にギャン泣きされてしまったら……想像するだけで悲しい(T_T)
これ、かなり凹みますよね↓
子育てあるあるの一種『子供が思い通りにいかない!!』の一つの例です。
子供のために良かれと思ってやっていることが、裏目に出てしまうという親にとっては悲しい出来事。
これが親子で出掛けたときなら、まだいいんです。
泣く泣く帰宅しても、また出直せば良いと思えますからね。
義両親と一緒のときとか、友達家族と一緒のときだとしたら……泣かれるし、迷惑かけるし、自分も泣きたくなるし、もうトラウマ一歩手前ですよこれ(泣)
できればそうなる前に、ハロウィンに慣れ親しんで、免疫をつけておくのが理想ですね。
とは言っても、もし出先でギャン泣きな事態が起きてしまったらどうするか?
その場をなるべく穏便に切り抜けるテクニックを挙げましたので、ぜひご覧下さい。
子供が怖がってギャン泣き!そんなときの切り抜けテクニック
出かける前、お店に入る前などに、「今日行くところは、ハロウィンの飾り付けがしてあるから、かぼちゃやお化けがいるかもしれない。でも、ハロウィンというお祭りだから、怖くないよ」と、伝えておきましょう
子供が怖がる場合には、『手をつなぐ』『頭をなでてあげる』『抱っこをする』など、なるべくスキンシップを!スキンシップをすることで、安心したり、怖いのを我慢できるようになります。
子供が泣いている時、親が焦ると子供はさらに泣き止まなくなります。焦らずに優しく「これはハロウィンの飾り付けだよ。怖くないから大丈夫だよ」と、伝えてあげましょう
お友達が一緒の場合は、「〇〇ちゃんも一緒だよ」「みんな一緒だから怖くないよ」と、伝えましょう。子供は同年代の子の行動に大きく影響されますので「お友達が大丈夫なら!」と、思わぬ頑張りを見せてくれることも。
泣いて興奮が収まらない時は、一時的にその場を離れる、抱っこしてやり過ごすなど、臨機応変な対応を!
「共感」→「安心」は、気持ちを落ち着かせる黄金方程式ですからぜひ活用を!
ベビーカー、抱っこ紐を必要とする乳児の場合、怖がることがあらかじめわかっていたらそもそも見せないという手も。ベビーカーのホロで隠したり、お母さん向きに抱っこをしてあげると、難なく通過できます。
泣いている子供にアメやラムネなどのお菓子を上げて泣き止ませようとするお母さんもいますが、子供が落ち着く前に食べ物を与えることは誤飲に繋がります!しつけの上でも好ましいとは言えませんので、食べ物でご機嫌取りはできるだけ避けましょう
ハロウィン装飾の楽しみ方!子供に怖くないことを教えてあげよう!
人は、得体のしれないものに対して漠然と「怖い」「嫌だ」という、マイナスのイメージを持ちます。
それは、大人も子供も同じです。
ハロウィンを怖がる子供たちは、こんなふうに思っているかもしれません。
「ハロウィンがなんなのかよくわからないし、黒いしお化けだし、嫌だ!」
言葉でうまく説明できなくても、きっと似たような理由ではないでしょうか。
では、そのイメージを払拭するにはどうするか?
それは、ハロウィンをもっと知ることです!
あまり具体的でなくても、
- ハロウィンはお祭り
- ハロウィンは楽しい!
このようなイメージを持ってもらえればいいわけですね♪
コウモリ、お化けなど怖いイメージが前面だと「怖い!」が先に立ってしまいますから、怖いイメージのものを避け、明るいイメージを植え付けてあげましょう。
ハロウィンのイメージ作りに、家庭で楽しめるハロウィン飾りをご紹介します。
手作りのハロウィン飾りで、子供の好奇心をくすぐり、親しみを持つ!
これで、ハロウィンが楽しくなること間違いなしです!
家庭で楽しむ、手作りハロウィン飾り♪
百均の『ジェルジェム』でハロウィンデコアート!
ガラスや金属のつるつるした面に貼って楽しむ『ジェルジェム』
ジェル状の繰り返し貼れるシールのようなものです。
手軽な上に、かわいさ抜群!
誤飲の心配がある場合には手の届かないところに貼りましょう。大丈夫そうなら、あえて手の届くところに貼っておいて、貼る・はがすを楽しんでも良いでしょう。
見栄えの良さ、手触り、手軽さも嬉しい、ハロウィンデコレーションに欠かせない存在です。
折り紙で作る、かぼちゃの切り絵、おばけの切り絵
こちらは、折り紙で作るかぼちゃのシルエットの切り抜きです。
シンプルでありながら、一つ作るとなかなかの存在感!
連作にすると、かわいいオーナメントのようになって、思わずあちこちにペタペタ貼りたくなります。
冷蔵庫に貼ったり、つなげて窓辺に吊るしたり。
バリエーションも広げやすい万能アイテムと言えそう。
遊べる、飾れる、ハロウィンぬりえ
「ハロウィン ぬりえ」で検索するとネット上に多数出現するハロウィンのぬりえ!
これ、子供にぬりぬりしてもらって、完成作品を飾ってみましょう。
子供にとっては、自分の作品を飾ってもらえることが何より嬉しいし、ぬりえも楽しめちゃって一石二鳥!
うまい・へたではなく、楽しむことが重要ですから、ぬりぬりしたらたくさん褒めるのも忘れずに(笑)
仮装グッズをディスプレイ♪
もはや百均で手に入る、ハロウィンの仮装グッズ。
かぼちゃのお面、魔女の帽子、ヘアバンドなど、色々なものがあります。
これらをディスプレイすると、あら、オシャレでかわいい凝ったハロウィンディスプレイに大変身!
ぬいぐるみに仮装をさせたり、アイテムをさり気なく玄関に飾ってみたり、アイデアはあなた次第!
子供が気に入れば、そのままひょいと身につけることも出来るという、実用的でインパクトもあるオシャレ技です。
まとめ
ハロウィンが怖いと泣いていた子供たち〜!
ハロウィンは怖くないよ!
みんなで楽しむお祭りなんだよ♪
わかってもらえたかな(^^;)?
ハロウィンの本来の意味合いは『収穫祭』と『死者への鎮魂』ですが、ただ雰囲気を楽しむだけだって全然OK!
お祭りだから、楽しければいいのです(笑)
せっかくだから、ハロウィンの意味も子供に教えてあげたい!という方は、以下の記事も参考にしてみて下さいね♪
子供がいるのだから、こういったイベントごとは親子でワイワイ楽しみたいもの。
とは言っても、ハロウィンを「怖い!」と感じてしまうのもはじめは仕方ないことと思います。
怖がるものを無理強いする必要はありませんが、本来は楽しむべきもの。
掲載したアイデアを活用して、ハロウィンは楽しいもの!というイメージを持てたら良いですね。
飾りを作ったり、お菓子がもらえたり、仮装をしたり、子供にとっては楽しいことが山盛りのハロウィン!
ぜひ、親子で満喫してみて下さい。