「うちの子はどうしてこんなにすぐ怒るの!?」って悩んでいませんか?
「もしかして私の育て方が悪かった?」なんて不安になっているかもしれませんね。
はじめに言っておきます。
子供が癇癪をおこすのは親のせいではない!!!
だから安心してください(^^)
だけど、親の対応によっては癇癪が悪化してしまうことがあります。
具体的には、「子供がイライラ」→「お母さんがイライラ」という流れが一番良くありません!
これって子供にとっても親にとってもめちゃくちゃツライことですよね( ; ; )
私は以前、小学校の先生をしていたんですが、子供の癇癪に対して、「頭じゃわかってるけどイライラしてしまう…」ってお母さんはたくさんいました。
難しいですよね、本当に・・・。
まずはお母さんが心をしっかり強く持つことが大切!
怒りっぽい母親を卒業できれば、子供の癇癪をやわらげてあげることができますよ。
そこで今回は、子供の癇癪にイライラせず、上手に対応する方法についてお話ししていきたいと思います。
子供の癇癪が酷いのは親のせい?手がつけられなくなる原因
子供の癇癪は親のせいではありません!
癇癪には【脳のタイプ】が関係あるそうで、簡単に言うと「その子の個性」なんだそうです。
だからどうか、自分を責めないでくださいね。
でもどうして癇癪を起こすのか・・・気になりますよね。
怒るのはエネルギーを使うし、できればやわらげてあげたい!
癇癪の原因は、主に3つ!
- 自分の気持ちを表現することが苦手
- 人の注意を引きたい
- 疲労している(睡眠不足・空腹など)
それぞれ詳しく説明していきますね。
自分の気持ちを表現することが苦手
自分の気持ちを言葉で表現できるならモヤモヤすることはありません。
だけど、「イヤだ!」と思った時、とっさにうまく言葉が出てこないと、どんな気持ちになりますか?
めちゃくちゃイライラしますよね。
特に幼児は、まだ表現力が低いので、癇癪の引き金になってしまうことが多いです。
人の注意をひきたい
これは小学生に多い原因でしたね〜。とにかく人の注意をひきたいんです。
癇癪を起こせば、「絶対に相手にしてもらえらる!」と思っちゃってるんですね(^^;;
下に小さい兄弟がいる子や、ママが忙しくてあまり相手をできていない子に多いです。
疲労している
私もはじめて知った時は驚いたんですが、疲労も癇癪と関係があるんです。
特に、睡眠不足や空腹の場合、脳にうまくエネルギーが送れない状態なので、ちょっとしたことでイラッとしてしまって癇癪を起こしてしまいます。
これって、大人でもよくあることですよね。
怒りっぽい母親に育てられた子供の結末は?
子供の癇癪は親のせいではないけれど、子供の性格が「親の育て方」によって変わっていくのも事実です。
癇癪は誰でも通る道で、成長過程の1つ。
だけど、お母さんの対応によっては、癇癪を悪化させてしまっている可能性も(°_°)
私の先生時代のエピソードを1つ紹介しますね。
ちょっと友達にイラっとすると、すぐに怒鳴り散らす一年生の男の子がいました。
その時に必ず言っていたのが「恥を知れー!!!」
こんな言葉、子供は使いませんよね(笑)
おそらくこの子は、家で何か失敗した時に、親から感情的に「恥を知れー!!」と怒られていたんだと思います。
そして、そうやって怒鳴ることが正しいって思っちゃってるんですね。
だって、親がそうしてるんですから^^;
ココに注意
子供は「親の背中」を見て育つ!
子供のイライラに親が感情的に対応してしまうと、子供もますます感情的になってしまいます。
子供がイライラすると、ついついお母さんもイライラしちゃいますよね。
私も教師時代、めちゃくちゃ経験あるので、よ〜くわかります(笑)
だけど、そこはグッと堪えて対応することが大切ですよ。
子供を怒ってばかりで自己嫌悪?癇癪へのベストな対応策4つ!
癇癪に親がイライラすると、子供の癇癪を悪化させることがあります。
だけど逆にいえば、上手に対応できれば癇癪をやわらげることもできるんです!
癇癪へのベストな対応を説明しますので、ぜひ試してみてください( ^ω^ )
でも、「イライラを抑えて!」って言われたってそう簡単にできることじゃないと思います(^^;;
お母さんがストレスだらけになるのは避けてほしい!
お母さんのイライラへの対処法も交えながらお話ししていきますね♪
場所を移動する
場所を移動することで、気持ちをリセットすることができます。
子供が癇癪を起こしたら、とりあえず抱きかかえて場所を移動してください。できれば、あまり物がない部屋か、狭いところがいいですね。
※他のものが目に入りにくいので、自分と向き合うことができます。
私は教室の先生の机の後ろに連れてってました。
お母さんも、場所を移動させると雰囲気が変わるので少し落ち着きますよ。
落ち着くまで待つ
場所を移動したら、子供が落ち着くまで待ってみてください。
でも、ただ放置するんじゃなくて「落ち着くまで待っておくね」と必ず声をかけてください。
※「落ち着けば相手をしてもらえる」と子供に学習させることが大切です。
慣れてくると、場所を移動しただけですんなり落ち着いてくれるようになりますよ。
ココがポイント
イラッとしたら、グッと堪えて心の中で数を数えてみて。10数えてから言葉を言うようにすると、落ち着いて話すことができますよ。
手を繋ぐ
私は癇癪を起こした子供と話をする時は必ず、座って目線を子供と同じにし、両手を握って話をしていました。
これ、すごく子供が落ち着いてくれます。
両手を繋ぐと子供と顔が向き合うし、手の体温を感じるから受け入れてもらえる感覚になるみたいです(^ ^)
スキンシップは、お母さんにも【ヒーリング効果】があります。
話を聞くときは、ぜひ手を繋いでみてくださいね。
肯定的に受け入れる
落ち着いたら子供の話を聞いてあげてください。
この時、お母さんは聞き役に徹してくださいね。
ココがポイント
子供の言葉には、「おうむ返し」をしよう!
「〇〇がイヤだったんだね」「〇〇がしたかったんだね」と繰り返してあげることで、自分の気持ちを受け入れてもらっていると、より強く感じられます。
※お母さんも言葉を発しながら子供の話を聞くので、感情のコントロールがしやすくなります。
まとめ
もし子供が自分の悪かったところを言葉にできたら、めちゃくちゃ褒めてあげてください!
私は子供の頭を両手でわしゃわしゃしながら「すごい!すごいよ!!」って褒めてました(笑)
みんな今まで怒ってたのがウソみたいに、「ニコ〜」と笑って私の顔を見つめてくれましたよ(^ ^)
癇癪って、子供も苦しいです。
悪いことだって、自分でも理解してます。
だけど、なかなかうまくいかないんですよね。
お母さんが対応を少し変えてあげるだけで、子供も、そしてママも楽になりますよ♪
応援しています!頑張ってくださいね\(^^)/