切迫早産と診断された妊婦さんの仕事は、横になって体を休めること…
わかってます…わかってはいるんですけど…。
たまっていく家事や進まない出産準備が気になって、ついつい動いてしまう…ってことありますよね(^^;
私も安静生活中、我慢できずに家事をしてしまっていました(゚o゚;;
そのおかげで、入院一歩手前までいってしまったんです(><)
そして、安静生活を終えてみて思うことは、産前に「何もしない!」と割り切って本当に何もしなくても、意外となんとかなった!ということ。
だから、無理は禁物!
私は妊娠6カ月のときに自宅安静になり、臨月まで解除になりませんでした。
それでも、周りの力や宅配サービスの力を借りて、なんとかやり過ごせたんです!
ここでは、私が安静生活の中で困ったことや気づいたこと、あと、どのような過ごし方をしたのかなどをご紹介します。
家事どうしよう?
自宅安静中に1番困るのが、家が荒れていくこと…。
旦那育てがうまくいかない
旦那さんが家事が得意なら問題なしなんですが、うちは
「ほんとに貴方一人暮らし歴長いんだよね?」ってくらい、何もできない(やったとしても「ちょっとまてーい!」と言いたくなるレベル)旦那なので、これが悩みどころでした。
もちろん、家事のやり方は伝えてみました。
■結果
「洗濯」→干してはくれる。しかし何度言ってもシワを伸ばしてくれないのでシワクチャ。
「掃除」→掃除機をかけてはくれる。しかし、角にホコリが残ってる。
「料理」→張り切って、やったこともない凝った料理を作ろうとしてうまくいかない。なぜかキッチンをおろしニンニクまみれにして目も当てられない状況に。
今思えば、毎日激務な仕事をこなしながらよくやろうと頑張ってくれたと思います。出来よりも、心意気に感謝したいところです。
しかし!当時の私は幼かった…(笑)
「ありがと…」と言いながら、露骨に嫌な顔していたと思います(°▽°)
それを見て悲しい顔をする旦那…。そりゃ率先してやってくれるはずはありません。
新婚だったし、先輩ママたちがよくおっしゃる「旦那育て」的なスキルは皆無だったのです!
(育児をしていく中で、そのスキル習得がいかに大事か思い知りました(´ε` ))
荒れていく家がストレス!
そんなわけで、旦那に頼りきりにはできない状況。もともと仕事が忙しく家にはほとんどいない人だったので、物理的にも無理でした。
家が荒れていくのを、なるべく気にしないで過ごそう…と思っても、何か一つ目につくとストレスでもやもや。
自宅安静中はネガティブなスイッチが入りやすい精神状態だったので、
「このまま出産になっちゃって、こんな荒れた部屋に赤ちゃんを迎え入れることになったらどうしよう〜( ; ; )」なんて不安になってました。
産後、家事なんて行き届かず、あまり大差ない状況の部屋の中で育児をすることになるんですが。それでも子は元気に育つ!(笑)
家事をやらないと割り切る!どうしてものときはササっと
家が荒れていくストレスに耐えきれず、「ちょっとだけ…」と言いながら、掃除機かけちゃったり料理したりしちゃってました。
そしたら次の健診で、「子宮頸管また短くなってます。あと1ミリ短くなったら入院ですよ。」と割とガチめに怒られました(゚o゚;;
ヤバい…家が荒れてるとか言ってる場合じゃない!!
さすがに決めました。
何もしないと割り切る!と。
「あたし赤ちゃんの保育器になります!」と北島マヤばりに決意しました。
私はこんな感じで安静生活乗り切りました。
親を頼る
家事をしちゃってることを親に話したら、これまた怒られました。
車で1時間ほどの距離に住んでいた母が、週に一度来てはまとめて家事を片付けてくれるように。
親のありがたみを身にしみて感じました( ; ; )
宅配サービスを頼る
料理はしないと決めたので、セブンイレブンの宅食サービスを利用しました。
母がおじいちゃんの介護をしている時、負担軽減のためたまに利用していたのを思い出したんです!毎日ちがった献立が届くので、便利でした♪
日用品はネットスーパーや生協などで購入!
こまごましたものは休みの日に旦那に買ってきてもらう!
どうしてもの時は、ささっと5分で
掃除は掃除機を封印し、小さいホウキ&ちりとりで気になったところだけささっとやる。
お風呂がカビてきても「いつかやれる!」と無視!(笑)
ランチはレンチンやレトルトで簡単に済ます。
洗濯は、なるべく洗うものを減らす。特に自分の服は一日中家にいるので、直接肌に触れるもの以外は毎日洗わない!
ピンチハンガーに干すときに背伸びをするような体勢はお腹が張るので、一旦低い位置で干してから旦那に物干し竿に上げてもらう。
ほんとに何もしないことに全身全霊を捧げました(笑)。
安静解除後の未来の私に全部丸投げ!
安静解除にならなかったけど、なんとかなった
里帰り出産の予定だったのですが、私のプランとしては
安静解除→家の大掃除やら赤ちゃんを迎え入れる準備→里帰り
のつもりでした。
しかし産院の先生からは
「遅くとも34週には里帰りしてね。ちなみにまだ安静解除じゃないから充分生活に気をつけてね。」
うそぉーーん!( ; ; )
結局安静解除になったのは里帰り後、36週のとき…。
そんなわけで、何も手付かず状態のまま実家へ帰らなければならないことに…。
里帰りする前日に実家の母に泊まりがけで来てもらい、お風呂のカビ取りや里帰りの準備を手伝ってもらいました( ; ; )
自宅に帰ってからの生活に不安を残しながらの里帰り…。
だけど、結論から言うと、なんとかなりました!!
ポイントは次の3つでした!
- 旦那に、「家をキレイにしなくていいから、現状維持で!」と口をすっぱくして言っておいたこと
- 安静生活中に、出産準備をネットで色々進めておいたので、遅れながらも段取りよく必要なものを揃えられた
- 産後〜自宅に帰るまでの時間を活用!
実家で調達した赤ちゃんグッズを、旦那に取りにきてもらって少しずつ自宅の赤ちゃんスペースを整える
産まれる前に何もかも終わらせておきたいのはもちろんです。が!それが無理でも意外となんとかなることを実感!
カギは下調べですね(^。^)
1カ月検診を終え、自宅に帰ってからの段取りは
- 赤ちゃんをベビーラック(里帰り中に購入)に寝かせ
- じいじばあばを含めた大人4人で赤ちゃんスペース作成!(家のきれいさは現状維持だったので、さすがにパパを褒めました)
- 赤ちゃんスペースに赤ちゃんを移動させ、お風呂やキッチンの大掃除!
こんなかんじで、とりあえずなんとか形になりました!
自宅に帰ることがとにかく不安でしたが、やってみたらなんとかなりましたよ(^_^)
ほんとに、周りの助けがあってこそです!
まとめ
自宅安静中の家事は、とにかく「やらない」と割り切る!
家が荒れていくより、赤ちゃんが早く産まれちゃうほうが大問題です。
私は実家の母を頼ることができましたが、家事代行サービスや産後ドゥーラ(これは産後に知ったんですが、産前産後のママには強い味方)を利用してでも、自分は動かないようにしましょう。
パパや周りに頼るのも大事!
私は人に頼るのが得意ではなかったんですが、安静生活を経て「1人じゃなんにもできない!」という経験をしてから、だいぶ甘え上手になったと思います(笑)
二人目妊娠中の今なんて、どうしたら周りに動いてもらえるかばっかり考えてます(笑)
安静中は動けないことに焦りを感じると思います。だけど、解除になってから、または里帰りを終えてからでも、いくらでも挽回のチャンスはあります(^。^)
だから、焦らずゆっくり、今はお腹の赤ちゃんが大きくなる手助けをすることだけ考えましょう(^_^)