年の差婚夫婦にとって、デリケートな問題である子作り。
結婚年齢、出産年齢ともに上昇傾向にある現代において、30代で結婚・出産はもはや当たり前です。
しかし、それが年の差婚だった場合はどうでしょう?
例えば、20歳の年の差がある夫婦の場合、女性が20代後半なら男性は40代後半。
一人目を授かったとしても、二人目はどうするのか…子供の将来がかかってくるだけに、大変悩ましい問題です。
子供を授かる → 成人するまで育てる!
からには、それ相応の覚悟も必要。
親になるのだから、責任を持って育て上げなければ(気合)!!
そんな子作りと子供の人数について考えるとき、気になる点をまとめました。
金銭面、体力面、将来的にどうなるのか…様々なことを考えた上で、最終的には夫婦で結論を出すしかありません!
そのためには、まずどんなことが心配なのかを学ぶことが先決です♪
ここからは、実際に年の差が20歳以上の年の差婚をしている私の実体験をベースにお話しさせていただきます。
年の差婚だけど二人目が欲しい!みんなが決心したポイントは?
あなたにとって、理想の家族像はありますか?
自分の育った家庭、身近な親戚や友達、テレビで目にする芸能人一家…。
ひとくちに『家族』と言っても、そのありかたは様々です。
さて『家族』のあり方を考えるときに、重要になる子供の人数。
結婚した。夫婦になった。
その次は、子供を望むのが自然ですよね。
しかし、子供といっても二人、三人…子供の人数とともに負担は増し、経済的にも、体力的にも、どんどん大変になっていきます!
特に年の差夫婦に限っていえば、夫が年上なだけに経済的にも体力的にも不安がつきまとうもの。
そんな年の差夫婦は、二人目、三人目の子作りをどのように考えるのか!?
以下に、二人目賛成派・反対派の意見をそれぞれまとめてみました。
二人目が欲しい!その理由とは
- 自分は兄弟がいる家庭で育ったから、子供にも兄弟を作ってあげたい!
- 一人っ子で育ったから、子供には一人っ子で寂しい思いをさせたくない!
- 兄弟、姉妹がいれば、大人になってからも支え合っていける
- 身寄りが親だけだと、親がいなくなってしまったときに孤独なので…
子供のためを思えば、兄弟を作ってあげたいという考え。
特に子供が好きな方は、年の差があろうとなかろうと、子だくさんを望みますよね(^o^;)
一人っ子でいい!その理由とは
- 兄弟がいると、育てるのが大変!育児の負担、金銭面等を考えたら難しい
- 一人っ子家庭で育ったが、全く問題ない!一人っ子は自由♪
- 身体的に、二人目の妊娠が困難と医者に言われたため
- 1人ならまだしも、二人以上となると、将来的に養っていくのが困難ではないかと不安なため
一見、保守的に思えますが、現実を見据えているとも思える一人っ子派。
子供が一人なら、時間もお金もたくさんつぎ込めるというのも一つの考え方ですね!
年の差婚夫婦は一人っ子が多い?平均的な子供の数は?
年の差婚…特に夫婦の年齢差が広がるほど、子供を授かるには勇気が必要というのが一般的な見解です。
ちなみに、我が家は子供が二人います。
私自身は、子作りに関して周囲からの意見、反発はありませんでした。
しかし、人によっては当事者の両親、友人、知人からの意見が真っ二になる場合も…。
う〜ん、悩みどころ…。
一方は「子供がかわいそうだから、子作りはしないほうがいい!!」
という考え。
そもそも子供を持たない方がいいという、厳しい意見です。
もう一方は「夫婦なんだから、子作りすべき!早く産んで、育てたほうがいい!!」
という考え。
産むなら早く!早く…正論です。
子供について考える際、一番の争点は金銭面!!
先立つものが無ければ、子供がみじめというわけ。
はい、ごもっとも。
子供が大学進学するときに、父親は何歳なのか?
逆に、父親が定年を迎えるときに、子供は何歳なのか?
それらを総合的に考えていくと、子供の数は自然と一人か二人、多くても三人までに留まることが多いようです。
しかし、この問題で最も大事なのは夫婦間の意思!!
子作りはどうする?
子供は何人がいい?
これ、夫婦で考えることですよね?
そうなんです、夫婦で決めなければいけないことです!
子供や子育てについて、夫と妻で意見が分かれるのもよくある話ですし、子供全般や子育てに対する意識の差も男女でかなりあります!
年の差夫婦の場合は、特に早めの決断が必要になります。
時が経てば、年をとる…その前に!
1歳でも若いうちに!というわけです。
子作り、子育ては、一人で悩まず夫婦で相談!
とにもかくにも、これが一番大事ですからね。
苦労するのは金銭面?体力面?年の差婚夫婦の子育ての本音を教えて!
近年、子育てに関して『イクメン』と『ワンオペ育児』という造語が誕生しました。
『イクメン』は、パパが育児に積極的に参画する様子や育児に積極的なパパのこと。
『ワンオペ育児』は、一人で育児を担うことやその様子ですね。
この2つの言葉には、子育てに対する意識の違いが如実に現れています。
育児は通常、お母さんが担うことが多いですよね。
というのも、子を産み落とし母乳を与えることができるのは母親だけだから!
その点では、育児を母親が担うことに大きな疑問は感じません。
ただ、父親はなにもしなくて良いのか?といえば、これは全く話が別です!
男性は、子育てに協力的な考えを持った人とそうでない人で、子育てに対する意識が大きく異なります。
夫が子育てに協力的で、金銭面にも困らない家庭なら、母である妻の心労も少なくて済みますが、そうでない場合は…大変です(汗)
「おぎゃあ」と産まれた赤ちゃんを成人するまで養っていくというのは、20年がかりの大仕事ですからね!
では、育児によって夫婦にどのような負担が生じるのか?
また、年の差夫婦の場合はそれに加えてどのような点で注意が必要なのか?
さくっとまとめてみましょう!
あなたの不安はどこ?子育ての不安を総ざらい!
金銭面
誰もが最も心配なのは、お金の話。
子供の高校進学、大学進学等でまとまったお金が必要になるとき、夫の定年時期、様々な面で不安なものです。
嫌な言い方をすれば、定年まで健康に働ける保証も、元気に仕事を続けられるかどうかもわからないわけですから…どうなるのか不安でしょう。
体力面
- 年上夫は、子供をお風呂に入れてくれるのか?
- 子供とプールに行ってくれるのか?
- オムツを替える気はあるのか?
これ、試しに聞いてみましょう。
返事によって、どの程度協力的なのか、ちょっとわかります(笑)
年上夫の心配なところは健康面!
夫が腰痛持ちだったりすると、それを理由に育児への介入がほぼゼロだったりします。
反面、年上夫のほうが愛情が深くて、子供を溺愛する場合もありますので、これは個人差が大きいでしょう。
あなたの夫はどうなのか…こっそり意識調査してみて下さい。
子が成人するまでの年月
子育てが最も大変なのは、3歳までとよく言われます。
確かに、親の手がかかるのは3歳のオムツが外れるころまでで、その後は徐々に負担が無くなり、小学校入学までこぎつければ、保護者の時間的な負担は大幅に軽減します。
しかし、子供が成人し、職につくまでを見届けるのが親の役目と思えば、その先の道のりはまだまだ長いのです。
その20年を超すであろう歳月を思うと、漠然とした不安が湧いてくることでしょう。
夫婦とも健康面に留意し、少なくとも子供が成人するまで元気に見届けられるよう、努力するほかないでしょう。
まとめ
家族のあり方に大きく関わる子供の人数!
どうしようか、どうすればいいのか?
理想と現実の間で、悩む方も多いと思います。
家族のあり方に、正解はありません。
普通でなければいけない、一般的にならなければいけない、といった考えにとらわれる必要もありません。
特に子育ては、子供が成人するまでの大仕事です。
産まれてくる子供のこと、子供自身の将来のこと、また、自分たち夫婦の将来のことも考えて、総合的に判断したほうが良いでしょう。
産まれてくる子供たちは、お父さん、お母さんを選べません。
どうか、親となるお父さんお母さんが一生懸命子供のことを考えて、決断をしてほしいと思います。
思い悩んだ末の結論がどのような形であろうと、考えた末の結論であれば、迷いを振り切ることが出来ます。
今しか無い、一度しか無いあなたの人生。
迷わずに突き進んでいけるように、思う存分、悩んでください。
それは、何年後かのあなたが歩む、迷いのない人生へと繋がっていくのですから。