完母で育ててきたママが、混合育児に切り替える時に絶対に悩むこと、それは・・・
「ミルクってどれくらいあげればいいの!?」
むずかしいですよねぇ…。
母乳だけなら飲みたいだけ飲ませればいいし、ミルクだけなら決まった量あげればいい。
けれど、混合の場合は???
授乳量が足りないのもあげすぎなのも、赤ちゃんにとっては良くありません。
そこで今回は、混合育児のスケジュールのたて方と、ミルクの足し方についてご紹介します。
コツを掴めば、あなたも混合育児を安心して楽しめます♪
教えて!ミルクの作り方と湯冷まし
赤ちゃんにミルクを飲ませようと思っても、初めてあげる場合は、作り方がわかりませんよね。
まずは、ミルクの作り方について、詳しく解説しています( ^ω^ )
ミルクの作り方
粉ミルクっていろいろ種類がありますよね。
メーカーによって、それぞれ味が違うんですよ(^ ^)
でも、作り方はどれもだいたい同じ。
まず準備するものは‥
- 粉ミルク
- 哺乳瓶
- お湯
- お水
お湯は電気ケトルなど、少量をすぐに沸かせるものを使うと楽ですよ♪
お湯を用意する
お湯は70度くらいのものを用意しましょう!
これより冷たすぎると粉ミルクが溶けないし、これより熱いとミルクの栄養が壊されてしまいます。
哺乳瓶に粉ミルクを入れる
粉ミルクのパッケージに書いてある容量分、哺乳瓶の中へ入れてください。
お湯を注ぐ
お湯は、完成量の1/3だけ入れるようにしましょう!
全てお湯で作ると、冷ますのに時間がかかってしまいます。
湯冷ましを入れる
残り2/3の量の湯冷ましを入れて蓋をし、ゆっくり振りましょう。
哺乳瓶と乳首は一回使うごとに消毒してくださいね。もちろん、ミルクを作るママの手も清潔に。
ミルクが熱い時の対処法
赤ちゃんのミルクの適温は約40度。人肌と同じくらいの温度です。
ミルクを作ったら、必ず腕の内側に少量ミルクを出して温度を確認してください。
熱いなと感じたら、冷ましてあげる必要があります。
私は、ボウルの中に冷水を入れて、その中に哺乳瓶を入れ、ぐるぐるかき回してました。
結構すぐ冷めてくれますよ(^ ^)
他には、水道水を哺乳瓶の上から当てて冷ますという方法もあります。
こんなときはどうする? 混合育児のスケジュール!
母乳は消化が早いので、欲しがるだけあげるのが一般的ですよね。
しかし、ミルクを欲しがるだけあげるのはNG!
胃腸に負担がかかるし、吐き戻しの原因にもなります(°_°)
混合育児をする場合は、しっかりと授乳のスケジュールを立てましょう!
それでは、月齢別のスケジュール例をご紹介しますね。
新生児期〜生後2ヶ月
- 3時間ごとに授乳する
- ミルクをあげる場合は必ず3時間あけ、その間に欲しがったら母乳をあげる
生後3ヶ月〜生後5ヶ月
- 4時間ごとに授乳する
- 徐々に授乳の感覚があいてくるので、夜間も起きなければ授乳をしなくても大丈夫
生後6ヶ月〜生後7ヶ月
- 4時間ごとに授乳する
- 離乳食を始めていても、栄養は授乳がメインなので量は変える必要ナシ
生後8ヶ月〜生後11ヶ月
- 授乳は朝起きた時と夜寝る前だけに
- 離乳食メインにシフトしていくため、離乳食後の量は減らしていく
- 寝る前に授乳したら朝まで授乳ナシでもOK
1歳以上
- 授乳をやめてもいい時期
- 離乳食後の授乳もナシでOK
ポイント
赤ちゃんの授乳ペースや飲む量には個人差があります。
欲しがった時に授乳間隔があいていなければ、他の方法であやしてあげてくださいね。
うちの子はどのくらい?混合育児のミルクの足し方
ママによって母乳の出る量って違いますよね。
ミルクを足すといっても、どれくらいの量にすればいいのかわからない・・・そんなママもいると思います。
ミルクの足し方をマスターして、混合育児を楽しみましょう( ^ω^ )
母乳メインの場合
母乳を先に飲ませて、後からミルクを飲ませる場合は、授乳時間が3時間あくようにミルクの量を調整します。
まずは、時間を決めて母乳を飲ませましょう!
だいたい、片方10分ずつの合計20分というママが多いですね。母乳を飲み終わったらミルクですが、まず初めはママの感覚で量を決めてください。
赤ちゃんがよく飲んでたな〜と思ったら量を減らし、あんまり飲んでなかったな〜と思ったら量を増やしてくださいね。
もしミルクが足りなかった場合は、赤ちゃんはすぐに泣くし、多すぎた場合は、次の授乳で飲んでくれません。
繰り返していくうちに、ママも徐々にコツをつかめると思うので、実践あるのみですよ( ^ω^ )
母乳の前後にスケールで体重を測ると、母乳をどれだけ飲んだか確認できますよ。
ミルクメインの場合
いずれ母乳をやめてミルクへシフトしたい人には、ミルクを先に飲ませるのがオススメ。
しかしミルクメインの場合は、注意が必要です。
ママのおっぱいは、赤ちゃんに飲まれることで新しい母乳を作ります。
初めから大量のミルクを与えてしまうと、母乳の飲む量が減るので母乳が出なくなってしまったり、乳腺炎になったりする可能性があります(°_°)
徐々にミルクの量を増やしながら、ママは搾乳でおっぱいのケアをしてくださいね。
まとめ
今回は、混合育児のスケジュールのたて方とミルクの足し方についてご紹介しました。
- ミルクは授乳間隔をあける
- 途中で欲しがった場合は、母乳をあげる
- 離乳食が始まったら、徐々に量を減らしていく
- 1歳からは授乳をやめてもOK
- 母乳をどれくらい飲んだかで、ミルクを足す量を決める
- 完全ミルクに移行したいなら、ミルクを先にあげる
混合育児に切り替える時に気をつけて欲しいのが、赤ちゃんの体重。
ミルクのほうが栄養がいいので、混合育児にすると、母乳のみの時より太りやすくなります。
それなのに、体重が伸び悩んだ場合は、ミルクを足す量が足りていません!
また、体重の増えすぎの場合は、ミルクが多すぎるという事ですね。
最初は難しいかもしれませんが、そのうち、赤ちゃんにぴったりなペースが見つかりますよ!
早くコツがつかめるといいですね(^ ^)