毎月訪れる行事!
我が子も2歳になり最近は、「これ、なに?」となんにでも興味を持ち始める年頃になりました。
そろそろひな祭りやこどもの日、七夕など、季節の行事の説明を…………とは思うものの、まだまだ理解するにはむずかしいお年頃……(((^_^;)
特に七夕は物語があり、それを簡単に説明するのには悩んでしまいます。
適当に説明して、「間違ったことを教えるのは嫌だな~」なんて思っていませんか?
- ある程度ポイントだけを簡潔にお話してあげる
- 絵本などを使って見て楽しめるように工夫する
- 七夕にちなんだものを用意し説明しながら雰囲気を楽しむ
とにかく「七夕という日があることを知る」ことが大事です!
そこで今回は、子供に七夕をわかりやすく伝えるコツについてご紹介していきたいと思います。
七夕の簡単な説明ってどうやるの?
七夕といえば「七夕にちなんだ絵本を読めばいいんじゃない~!」と安易に考えるかもしれませんが…………、七夕のお話って意外にも「大人の事情の入ったお話」なのでなかなかむずかしいんですよね……(((^_^;)
そのまま話しても子供(幼児)にはまったく意味がわからなくて話自体聞かないことも…………(T-T)
そんなときに保育園で使われる方法が以下の二つです。
- ペープサートを使う
- 簡単な劇をする
保育園など「人数が多い環境」では「劇」をするのもありかもしれませんが、お家ではなかなかむずかしいですよね。
そんなときは「ペープサート」を使って説明するといいですよ(^^)
ペープサートとは?
画用紙などに絵を描いて真ん中に割り箸や木の棒などを挟んで作る簡単な人形劇のようなものです!
絵を描くのは苦手だし…………と思ったら、イラストをネットから探してコピーして画用紙に貼りつけたものでもOKです!
ペープサートだと「動き」があるのでよく見てくれますよ♪
他にも
- 小さい笹を用意して、そこに短冊や飾りを付けて見せながら「たなばたの歌」を楽しく歌う
- 七夕ならではの料理を作り、簡単な説明をしながら美味しく食べる
昔から、七夕にはそうめんが食べられていたようです。
そうめんを食べる理由には昔からの言い伝えがあったようですが
- 1年間無病息災を願って食べる
- 天の川に見立てている
- 色のついたそうめんは五色の短冊を表している
このように言われているそうです!
他にも最近では、ちらし寿司やカレーなどに星形にくり抜いた人参などを飾って、子供が七夕を楽しめるように工夫もしていますよ♪
保育園でも、七夕メニューでそうめんやカレー、デザートに星形に型抜きしたゼリーなど出ていましたよ♪
七夕をわかりやすく説明するコツ!
七夕を過ごす材料は揃ったものの説明はどうしたらいいのか?
まず、どれくらい理解しているかにもよります。
2歳でも、3歳に近い子供や2歳になって間もないなど「月齢」によって理解力も変わってきます。
1番簡単な説明は……
一緒にお願い事をしようね♪
こんな感じで簡単に説明をし、たなばたを歌って過ごす! これだけでOKです(^^)
もう少しお話がわかるような年齢になれば、少し七夕の話を取り入れましょう。
昔々、織姫と彦星と言うお兄さんと、お姉さんがいました。
織姫は、一生懸命はた織りをして神様のお洋服を作るお仕事をしていました。
彦星は一生懸命、牛にエサをあげたりお世話をする仕事をしていました。
それを見ていた神様は二人とも、とっても良くお仕事を頑張るので結婚させることにしました。
織姫も彦星も、とっても仲良しでしたが遊んでばかりで、だんだんお仕事をしなくなりました。
神様の洋服はボロボロになり、牛はご飯をもらえなくて、どんどん元気がなくなりました。
怒った神様は、織姫と彦星の間に川を作って会えなくしてしまいました。
織姫も彦星もとっても悲しくなりました。それから、一生懸命また、お仕事を頑張りました。
可哀想になった神様は、これからもお仕事を頑張るなら、1年に1度7月7日に会えるようにしてあげようと言いました。
それから1年に1度だけ7月7日に彦星と織姫は会えるようになりました。
こんな感じで「子供のわかる言葉」に置き換えることで、わかりやすくなり子供も聞いてくれます(^^)
ここで登場するのが先程のペープサートです!
演じ方はこちらを参考にしてみてください。
[su_label type="info"]参考[/su_label]
⇒わくちゃんの「つながりあそび」ブログ
ぜひペープサートを一緒に使って説明してあげてくださいね(^∇^)
【乳児向け】わかりやすくてオススメな七夕絵本5選!
七夕の進め方が大体わかりましたか?
進め方はわかったものの、「なかなか作るとなると面倒だな……」と思ったらぜひこちらの乳児向け絵本を参考にしてみてください。
乳児向け「七夕絵本」おすすめ5選
1.たなばたこびと の おはなし
たなばたこびとが、みんなの願いを天に届けるお話です。
動物が出てくるので見やすく可愛いお話です。
2.たなばたバス
バスくんと、ねずみたちが織姫と彦星を会わせる為に雨雲を追い払おうと奮闘する、とっても楽しいお話しです!
3.くるりん ほしにねがいを
はりねずみのくるりんと友達のくるりーにが、風邪のおばあちゃんの回復を流れ星に願う優しさあふれるお話しです。
七夕とはちょっと違いますがお星さまを知る為の良い機会になると思いますよ♪
4.たなばた ウキウキ
ねがいごとの日!
一緒に遊ぶお友達がいない、たぬきのポコくんが、たなばたの日あるお願いをたんざくにかきます。
でも、たんざくは かぜにとばされ
ひらひらひら~
とどいたさきは・・・?
心温まるお話しです。
5.ながれぼしきらり
動物達の住む森が雨で飲み込まれそうになり、流れ星きらりにお願いを。
きらりは仲間を連れて動物達を助けにいきますが、きらりが……。
とっても素敵なお話です。
こちらも七夕絵本ではありませんが、お星さまにお願いをするということにつながるのでぜひ読んでみてください!
物語の絵本は少しむずかしいので、こちらの絵本もほとんどが3歳くらいが対象となります。
内容が難しかったりするときには、言葉を置き換えて楽しく読むようにするといいですよ(^^)♪
まとめ
小さい子供たちに七夕を説明するのは保育士でも難しかったです。
まだよく理解できないうちは、歌を歌ったり、何かを作ったり、見たり聞いたりしながら行事を楽しむ事が大事になります。
これを毎年繰り返すことで、
「あっ、七夕って知ってるよ!」
から、
「何で願い事をするの?」
「織姫と彦星って何?」
と年々疑問が増え、それから物語や七夕の由来、願い事の楽しみがわかってきます。
そういう意味では、焦って七夕を教えるのではなく、今は一緒に雰囲気を楽しむように心がけるといいですよ♪
素敵な七夕を過ごして下さいね(^^)
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