最近100円均一で、子供向け実験キットが充実しているのを知っていますか?
スライム、万華鏡、スーパーボール、つかめる水・・・などなど、大人でもワクワク、作ってみたくなるキットが多数販売されています。
今回は、ダイソーの「つかめる水」に小学1年生の長男と挑戦してみました。
「小学1年生でも作れるの?」
「難しくない?」
「どんな触感?」
という疑問に答えるべく、作り方と作ってみた感想をご紹介します。
ダイソーの「つかめる水をつくろう」内容
▲今回は、ダイソーで購入しました。
ちなみに同じような「つかめる水」キットは、セリアなど他の100均でも購入できます。
次にご紹介する内容物もほぼ同じでした。
▲キットの内容は、アルギン酸ナトリウムの粉、乳酸カルシウムの粉、スポイト、解説書1枚です。
▲こちらはセリアのつかめる水です。
▲セリアのキットも、乳酸カルシウムとアルギン酸ナトリウムが入っています。
用意するもの
実験キット以外に用意するものを以下にまとめました。
- 空のペットボトル2本
- あみじゃくし
- ボウル2個
- 計量カップ
- ぬるいお湯150ml
- 水1400ml
▲ペットボトルは、どちらがアルギン酸ナトリウムで、どちらか乳酸カルシウムか分かるよう、大きさや形が違うものだといいですね。
ちなみにうちは、ナタデココドリンクも空きボトルを使いました。
飲み口が広いと、子供でも粉を入れやすいのでおすすめです。
つかめる水の作り方
アルギン酸ナトリウム粉末をぬるいお湯に溶かす
▲ペットボトルに「アルギン酸ナトリウム粉末」とぬるいお湯140mlを入れて溶かします。
粉末が溶けたら、液体から泡が消えて、半透明になるまで20分置いておきます。
ペットボトルには、あらかじめ「アルギン酸」と書いておくと混同せず分かりやすいです。
メモ
実は、アルギン酸を溶かす過程で失敗、、、横着して、お湯を冷まさず熱いまま入れてしまいました^^;
すると、10分間振っても完全には溶けずダマが。。。
つかめる水をつくるときは、ダマをよけて使うことにしました。
乳酸カルシウム粉末を水に溶かす
▲もう1本のペットボトルに「乳酸カルシウム粉末」と水400mlをいれて約1分よく振ります。
こちらも、ペットボトルに予め「乳酸カルシウム」と書いておきました。
乳酸カルシウムは、一般的なカルシウムより水に溶けやすい性質があるとのこと。
すぐに溶けました。
ボウルに「乳酸カルシウム水」を入れる
▲ボウルに「乳酸カルシウム水」を入れます。
透明なボウルの方が、作成物がよく見えますよ。
スポイトで吸い取り「乳酸カルシウム水」に落とす
▲「アルギン酸ナトリウム水」をスポイトで吸い取り、「乳酸カルシウム水」が入ったボウルに落とします。
水面ぎりぎりから落とす方が綺麗な玉が作れました。
子供にとっては、この作業が一番楽しかったようです。
液体の周りが固まるのを待つ
▲「アルギン酸ナトリウム水」の周りをそっと触りながら、液体の周りが固まるのを待ちます。
泡のように見えるのが、アルギン酸ナトリウムを落としたところです。
固まったら水が入ったボウルに移す
▲液体が固まったら、水が入ったボウルに移して完成です!
綺麗な球体のつかめる水になりました(*^^*)
【応用編】色々なつかめる水をつくろう
色々な大きさのつかめる水をつくれるとのことで、試してみました。
大きなつかめる水をつくる
▲まず、アルギン酸ナトリウム氷を作ります。
シリコンカップで作ると、氷を取り出しやすいです。
▲直径5㎝大のアルギン酸ナトリウム氷ができたので、ボウルに入れてみます。
▲完全に透明な水!という感じにはなりませんでしたが、ぷよぷよ触感の大きな水ができました。
色つきのつかめる水をつくる
▲アルギン酸ナトリウム水に絵の具を入れて混ぜます。
▲スポイトで絵の具入りアルギン酸ナトリウム水を取り、乳酸カルシウム水に入れます。
▲色つきのつかめる水ができました!
赤色で作れば、「イクラ」になるはず♪
ダイソーの「つかめる水」は解説書が素晴らしかった!
好奇心旺盛な長男。
「アルギン酸ナトリウム」や「乳酸カルシウム」の粉を見た瞬間、質問が出ることは予想できました。
「アルギン酸ナトリウムって何?」
「カルシウムって牛乳とかに入ってるやつ?」
「なんで水をつかめるようになるの?」
はい! すべて「つかめる水」の解説書の中に回答があります。
しかもすべてフリガナが振ってあるので、小学1年生でも自分で読んで理解できていました♪
さらにさらに、つかめる水の原理を応用して、「人工いくら」や「人工キャビア」が作られるという豆知識まで載っています\(^o^)/。
子供の「知的好奇心」を満たすのに、最適な商品ですね。
つかめる水を作ってみた子供の感想
さて、つかめる水を作ってみた長男の感想は、
「ぷるぷるで気持ちいい♪」
「消臭ビーズみたいやなw」
「意外と簡単やった!」
作る前は、「水がつかめるわけないやん!」と半信半疑でした。
でも、1粒成功すると、大きさを変えてみよう、時間をおくと固さが変わるかなと、色々試すように。
この実験を通して、「化学反応」に興味を持ったようです。
まだ、低学年なので理科の授業はありませんが、この体験が理科や工作好きになるきっかけになると嬉しいですね。
合わせて読みたい!
つかめる水がダイソーで買えなかったら?
最後に、ダイソー以外で買える「つかめる水」や、「大量につくりたい」場合にはどうすればいいのかを書いておきますね。
※実験キットは頻繁にリニューアルされるので、ダイソーにないこともあります。
ダイソー以外の百均だと、
- セリア
- キャンドゥ
にも売っていますので、諦めないでください。
約1リットル分のつかめる水が作れる♪
※触れる図鑑コレクションはイオンでも販売されていました。
光るタイプのつかめる水もあります♪
※不思議な水の実験セットには、蛍光粉のほかに、ラメやカラフルミニ玉もあります。
つかめる水を大量につくりたい場合は、「乳酸カルシウム」「アルギン酸ナトリウム」そのものをた購入することもできます。
■ 乳酸カルシウム
■ アルギン酸ナトリウム
※この動画も参考になりますよ↓