学校で先生の話が聞けてないと言われてしまった‥。
親としてはショックだし、なんとかしなければ!って焦りますよね( ; ; )
「どうして先生の話が聞けないの!!!」なんて、子供を怒っちゃってませんか?
実はコレ、絶対にやっちゃダメです!
私は以前、小学校の先生をしてたんですが、話を聞かないってことをガミガミ怒る先生やお母さんって、結構多いんですよね(^^;;
子供には子供なりに、先生の話を聞かない理由があるんです。
それを感情的に叱るだけじゃ、根本を解決することはできませんよ。
大切なのは、なぜ人の話を聞かなきゃいけないのかをわかるように教えてあげることです(^ ^)
必要性がわかれば、子供は劇的に人の話が聞けるようになりますよ♪
そこで今回は、子供が話を聞かない理由と対応策についてお話ししていきますね。
ショック…子供が先生の話を聞かないと注意された!
学校の先生から、「人の話が聞けてない」なんて言われると、ショックですよね^^;
うちの子は授業中に何を考えてるんだ!!
なんて思っちゃいますよね。
私が先生をしていた時も、クラスに必ず何人かは話を聞かない子がいましたね〜
それがたまにならいいんですが、1日に何度も何度も聞き逃してるとさすがにイライラきちゃいます(・・;)
それとな〜くお母さんに報告したこともありました。
というか、お母さんから「うちの子、先生の話をちゃんと聞いてます??」って尋ねられました(笑)
家でもお母さんの話を聞いてないことが多かったみたいです。
家ならお母さんがもう一度話せばいいけど、学校じゃそうはいきません。
先生の話が聞けないことで、損をしたり困ることもたくさん出てきます。
どうしたら子供が話を聞けるようになるの?って困っちゃいますよね。
小学生で話を聞かない子供は何を考えているの?
どうして先生の話が聞けないの!?
人の話を聞かない子供には、主に2パターンあります。
- 話を聞けない
- わざと聞いていない
それぞれの子供が何を考えているのか、説明していきますね。
話を聞けない
話を聞こうという意思はあるんだけど、人の話が聞けないタイプです。
先生の話を聞いている間に意識が他に飛んじゃうんですね。
「今日の給食は何かな〜」
「あ、窓の外にトンボが飛んでる!」
なんて考え事をしてたり、教科書に載ってる絵が気になってそっちに気を取られてたり‥いろいろです^^;
このタイプはめちゃくちゃ多い!
というか、誰でも経験あるんじゃないでしょうか?
先生の話を聞くよりも、自分の興味があることを優先しちゃってるんですね。
わざと聞いていない
たまに、わざと話を聞かないっていう子もいます。
なんでわざと!?って思うかもしれませんが、これは子供のかまって欲しいっていうサイン。
人に迷惑をかけることで、注目を浴びたいんです。
お母さんが子供と関わる時間を増やしてあげるだけで、子供の態度が変わってきますよ。
話を聞かない子が嘘みたいに変わる対応策!
どうにかして、先生の話を聞けるようにさせたい!!
そんなお母さんのために、とっておきの対応策をお教えしますね( ^ω^ )
子供をガミガミ叱らない
聞く気はあるのに、途中で意識が他にいっちゃって聞けないって子に、
「ちゃんと聞きなさい!!」
なんて怒鳴っても意味ありません。
だって、本人は聞く気はあるんですから。
聞く気はあるのに、ガミガミ叱られると、大人の話を聞くことから無意識に逃げるようになってしまいます。
これが、話を聞かないじゃなくて、話を聞けないということに繋がってしまうんです( ; ; )
「どうして先生の話を聞かなかったの?」
「先生の話は聞かなきゃダメだよね?」
このように、優しく諭してあげてください。
こうすることで、子供の聞く姿勢を作ることができますよ。
理由をしっかり説明する
理由をしっかり説明することは大切!
だけど、「先生の話はちゃんと聞かないと困るよね」って言われるだけじゃ、子供はピンときにくいです。
ココがポイント
先生の立場に立って気持ちを考えさせる!
「話を聞いてもらえなかったらどんな気持ちになる?」って、子供に聞いてみてください。
子供に話すときは、【例え話】を入れてあげるとわかりやすいです。
『あなたが今日のおやつはプリンが良いって言って、お母さんが「いいよ」って言ったとするよね。
でもおやつに出てきたのがゼリーだったらどう思う?
お母さん話聞いてなかったんだ!ってイライラしない?』
こんな風な感じで(^ ^)
きっと子供は、話を聞かないことが相手を不快にさせることだと気づくはず。
そこで、話を聞かないといけない理由を教えてあげてください。
- 話を聞いてないと困ることがある
- 損をすることがある
- 恥ずかしい思いをすることがある
「先生は、あなたのために話をしているんだよ。あなたが困ったりしないようにね。だから、先生の話はちゃんと聞こうね。」
って言ってあげれば、お子さんは話を聞かなきゃいけない理由に納得するので、心にストンと響きますよ。
まとめ
一度納得して、話を聞こう!と思っても、なかなか持続しないのが子供です(笑)
学校での様子はお母さんは見れないと思うので、家庭での様子をしっかり見て評価してあげてください。
「〇〇がお母さんの話をしっかり聞いてくれたから嬉しいな〜!」
と、成功体験を与えることは、子供の自信につながります。
文章はだんだん長く、情報を多くしていくと効果的!
長い文章をしっかり聞く練習になります。
長い目で、ゆっくり成長させていってあげてくださいね。