義実家が喪中の場合、お正月は帰省を控えるべき?
お正月のようなお祝い事の時には、喪中の方に気をつかわなければいけませんよね。
特に義実家が喪中の場合は失礼のない様にしなければいけません。
- 新年の挨拶はなんて言ったらいいの?
- お年賀は控えるべき?
- お年玉は渡していいの?
どこまでが良くてどこからがダメなのか、悩む人も多いと思います。
今回は、義実家が喪中の場合のお正月の帰省マナーについてご紹介!
義実家の気持ちに寄り添った対応をすることで、今後もよりよい関係を築きましょう(^ ^)
いつもとちがう?喪中のお正月帰省で気を付けたいこと
喪中とは
喪中とは、近親者が亡くなった時に、その死を悲しんで一定の期間、喪に服すことをいいます。
喪に服す期間は宗派や死者との関係によって異なりますが、だいたい死後1年を指す場合が多いです。
死は穢れである考え方に基づき、社会的な慶事に参加しない期間でもあります。
お正月に帰省すること自体は、喪中だからといって問題はありません。
祝う気持ちを示さなければ失礼には当たりませんよ。
お年賀
普通なら、新年の挨拶に添える贈り物として、お年賀を渡しますよね。
しかし、喪中期間中は、お年賀は控えた方がベターでしょう。
義両親の受け取り方次第では、失礼に当たるかもしれません。
その場合は、お年賀として持参するのではなく、手土産として、なにか地元のお菓子などを贈ると良いですよ(^ ^)
熨斗を付ける場合は、「御挨拶」と書いてくださいね。
もちろん、手土産ですから熨斗を付けなくても失礼にはなりませんよ。
お年玉
親戚の子供にお年玉をあげる人もいますよね。
しかし、お年玉も一応お祝い事です。
失礼に当たる可能性もありますから、お年玉袋ではなく、ポチ袋を使用しましょう。
そして、お年玉としてではなく、あくまでもお小遣いとして渡してあげるといいですよ。
お子さんもお年玉は楽しみにしているでしょうからね( ^ω^ )
その家々で考え方が違いうことがありますので、旦那さんと相談することをオススメします。
喪中のときのお正月の挨拶で言ってはいけないNGワード!
新年の挨拶は、注意が必要!
喪中の方は喪に服している期間なので、「お祝いの言葉」は避けなければいけません。
お正月に誰もが口にする
「あけましておめでとうございます」
は絶対にNGワードです!!
「何がめでたいのよ!!!」
と怒られるかもしれませんよ( ; ; )
しかし、お正月に帰省したのに何の挨拶もなしというのは微妙ですよね。
そんな時は
「昨年はお世話になりました。本年もどうぞよろしくお願いします。」
と挨拶しましょう( ^ω^ )
また、初詣に神社に行くこともNGですので気をつけて!
穢れを持った者は鳥居をくぐってはいけないので「初詣に行きましょう。」なんて誘ったら嫌な顔をされるかもしれません。
喪中でもお寺に初詣はOKです。 しかし、「初詣」という言葉は出さない方がいいかもしれませんね。
喪中に新年の挨拶を義実家にする時の注意点
新年の挨拶にいつ伺おうかと悩む人もいますよね。
義実家が喪中を気にする場合は、帰省しない方がいいかもしれません。
もともと喪中の場合、正月三が日の新年の挨拶は控えるもの。
特に近しい存在の人が亡くなり、悲しみが深い場合は、失礼だと思われることもあります。
その場合は、松の内が明けてからの1月8日以降に、寒中見舞いとしてご挨拶に伺いましょう!
もちろん「おめでとう」という言葉は避け
「今年もよろしくお願いします」
と、手土産を添えれば喜んでもらえるはずです( ^ω^ )
仏壇に供えるためのお菓子なども持参すると気がきくと思われますよ。
正月に帰省しない場合は、喪中なので正月のご挨拶は控えますということを連絡しておきましよう。
まとめ
今回は、義実家が喪中の場合のお正月の帰省マナーについてご紹介しました。
喪中のマナーは各家庭によって異なります。
うちが喪中の時は「おめでとう」はありませんでしたが、普通におせちは食べました。
お年玉もお年玉袋で貰いましたね( ^ω^ )
奥さんの立場としては、旦那さんに従っておくのが一番いいと思いますよ。
失礼のないように相談して、しっかりとマナーを心得ましょう。