幼稚園の外遊びが少ないよう気がする…。
親としては、幼稚園の広い園庭でお友達とのびのび遊んでほしいですよね。
でも最近は、外遊びをあまりしない幼稚園が増えているんです。
子供の体力低下が問題になっているのに、なぜ外遊びが少なくなっているのでしょうか?
その理由と、幼児期の外遊びの重要性について、今回はお話ししていきますね( ^ω^ )
幼稚園で外遊びがないのはショック!
幼稚園というと、元気に園庭で遊ぶ子供の姿が浮かびますよね。
私も幼稚園の前を通る時に、園庭で楽しそうに遊んでいる子供たちによく癒されてます(^ ^)
子供には外でたくさん遊んで、健康に育ってほしいですよね。
しかし、外遊びをあまりしない幼稚園も存在します。
「え!?なんで!?」
って正直思っちゃいますよね…。
せっかく園庭や遊具があり、きっと子供もたくさん遊びたいはず!なんだかもどかしい気持ちになってしまいます。
幼稚園での外遊びは、どのような方針になっているのでしょうか?
幼稚園の外遊びの時間はどのくらいは普通なの?
幼稚園の外遊びの時間は、園の方針によって異なります。
1日に一度外遊びがある幼稚園もあれば、外遊びは週に一度だけという幼稚園もあるんです。
でも外遊びって、した方がいい気がしますよね。
なぜ外遊びが少ない幼稚園があるのでしょうか??
外遊びの優先順位が低いから
幼稚園にはそれぞれ色があり、子供を教育するうえで何を大切にしているかが違います。
- 外国語活動
- 造形活動
- リトミック
などが今の流行りですかね( ^ω^ )
主体にしている活動内容の時間が増えるため、外で遊ぶ時間が減っているだけで、自由に遊ぶ時間がないというわけではありません。
もちろん、外遊びを通して体の発達を図ることを第一目的にしている幼稚園もあります。
「どろんこ幼稚園」が有名になりましたよね。
しかし今は、外で遊ぶより集団生活や規則をしっかりと身につけさせたり、部屋の中でお勉強させてほしいという親の要望の方が多いようです。
そんなこともあって、外遊びを優先する園が少ないという事情もあるでしょう。
幼稚園を選ぶ際は、あなたの教育方針と幼稚園の教育方針が合致するのか、見学に行ったり説明を聞いたりするなどして考えてみましょう。
安全面への配慮
外遊びが少ないもう一つの理由は、安全面への配慮です。
外で自由に遊ぶと、室内で遊ぶよりも事故やケガをする可能性が高くなります。
私には保育士をしている友人がいるんですが、園長先生からこんな話を聞いたそうです。
「昔はケガをしても、失敗は成功のもとじゃないけれど、ある程度はしょうがないことだと思ってくれる親が多かった。
しかし最近は、少しでもケガをすると、「保育士は何をしてたのか!」なんて怒鳴り込んでくる親もいる。」
ひどいと賠償請求されることもあるそうです(°_°)
幼稚園としても、できればそんなリスクは避けたいので、外遊びが少ない園が増えているという現状もあるようです。
幼児の外遊びの重要性とは?
子供の体力低下が問題になっていることをニュースで聞いたことがある方も多いと思います。
私が小学校の先生をしていた時も、
「え?今時の子って、こんなレベルなの??」
とよく驚いたものです。
体力低下の原因の一つは、外遊びの時間が減っていること!
体力の向上以外にも、幼児にとって外遊びがなぜ重要なのかについてまとめてみました。
抵抗力がつく
外には色々な菌がたくさんいます。
こう聞くと、外遊びさせたら危ないんじゃないかと思われる方もいるかもしれませんね。
実は全くの逆で、雑菌への抵抗力をつけることができるんです。
他にも
- 肺機能が高まる
- 皮膚が強くなる
- 骨が丈夫になる
- 風邪にかかりにくくなる
- 風邪を引いても治りやすい
など、外遊びには体を強くするメリットが満載なんですよ( ^ω^ )
思考力・想像力がつく
子供はただ遊んでいるだけじゃなく、遊びながらいろんなことを学んでいます。
例えばブランコでは、もっと高いところまで到達させるにはどうしたらいいか考えることによって、振り子の原理を。
滑り台では、うまく滑るためにはどうすればいいか考えることで摩擦について、知らないうちに学んでいるんですね。
「こうしたらどうなるかな?」
「こうするためにはどうしたらいいかな?」
と考えることで、思考力や想像力が身につきます。
生活リズムが整う
夜にお子さんがなかなか寝付けなかったり夜泣きする時、太陽の光を浴びせるといいって聞いたことありませんか?
人間は太陽の光を浴びると、メラトニンという睡眠のためのホルモンの分泌量が増えて、寝つきがよくなるんです。
私も子供も外遊びした日は、夜ぐっすり眠れています( ^ω^ )
幼児期に健康的な生活習慣を身につけさせることはとても大切なことなので、晴れた日は積極的に外で遊ばせたいですね。
外遊びは一人じゃなく、お友達やママと一緒に遊ぶと、もっとメリット満載!遊びを通して社会性も身につきますよ。
外遊びの時間
外遊びの時間は、1時間くらいが良いとされています。
これより短いと物足りない。
逆に多いと疲れすぎてしまってグダグダになってしまいますし、 注意力も散漫になりやすいので、怪我や事故も起きやすくなってしまいます。
もう少し遊ばせたいなという方は、1日に朝と昼過ぎにそれぞれ1時間ずつというのもアリですよ( ^ω^ )
暑い季節は熱中症対策と日焼け対策を忘れないようにしてくださいね(*^^*)
まとめ
今回は、幼児の外遊びの重要性についてご紹介しました。
- 抵抗力がつく
- 思考力・想像力がつく
- 生活リズムが整う
- 外遊びの時間は1時間が目安
遊び重視の幼稚園とお勉強重視の幼稚園があります。
どちらも大事で身につけさせたいですよね。
迷った時は、あなたが家で教えられことを重視している幼稚園を選べばいいかなと思います。
子供と一緒に外でたくさん遊べる時間と環境があるなら、お勉強重視。
子供に習い事をたくさんさせるつもりなら遊び重視という風に選んでみるといいんじゃないでしょうか( ^ω^ )
どちらにしても外遊びは子供の成長に欠かせません。
幼稚園でさせてあげられないのなら、ママがお外に連れて行ってあげてください。
お子さんが外で遊びながらたくさんのことを学べますように♪