娘に赤ちゃんが生まれた!
「お宮参りって、嫁の実家は何をすればいいの??」
お孫さんのご誕生おめでとうございます。
赤ちゃんが産まれてはじめての行事「お宮参り」ですが、古くからの習わしだと「父方の家の行事」にあたります。
しかし最近では、両家でお祝いすることも多くなりました。
娘に恥をかかせないためにも、親としてマナーはきちんとしておきたいですよね。
今回は、お宮参り時に「嫁の実家」がするべきことと、お祝い金の相場の目安についてご紹介します。
お宮参りの時嫁の実家は何をするべき?
お宮参りの習わし
習わしでは、子どもは「夫側の家の子」とみなされるので、お宮参りは「夫側の家の行事」ということになります。
なので、食事代やフォトスタジオ代まで「夫側の両親がお金を出す」という場合が多いです。
嫁側の両親は何をするかというと、「赤ちゃんのための祝い着を贈る」のが習わしです。
しかし最近では、フォトスタジオで借りるかベビードレスで行うことが多く、私の友達にも祝い着を贈ってもらったという話は聞いたことがありません。
注意ポイント
詳しくは夫側両親に娘さん伝いで相談してみるといいでしょう。
嫁側の両親がするべきこと
祝い着を贈る風習が無くなりつつある今、嫁側の両親がするべきことがこちらです。
- ご祝儀を包む
- 菓子折りを用意する
嫁側の両親は夫側の家にお呼ばれする形なので、「ご祝儀」と「菓子折り」は必ず用意しましょう。
アドバイス
お宮参りのときに嫁の両親から渡す【お祝い金相場】
気になるご祝儀の相場ですが、赤ちゃんに祝い着を贈ったかどうかで金額が異なります。
祝い着を「贈った」場合
この場合は、自分たちの「食事代」を目安にします。
どこで食事をするかにもよりますが、大体ひとり1万円あれば十分ではないでしょうか。
なので、「2万円以上」あれば失礼がないですね。
祝い着を「レンタル」した場合
祝い着は「3〜5万円」が相場ですので、これを食事代にプラスしましょう。
なので、「5万円以上」は出す必要があります。
ご祝儀が必要ない場合
ご祝儀の相場をご紹介しましたが、最近はご祝儀を包まないことも多いです。
なぜなら、すべてのお金を夫側の両親が払わないから。
私も息子のお宮参りの時は、食事代、フォトスタジオ代、初穂料などすべて自分たちで負担しました。祝い着もフォトスタジオでレンタルです。
両親たちにわざわざ遠方から来てもらったのも理由のひとつなんですけどね。
なのでご祝儀は無しでした( ^ω^ )
結局、「夫側の両親がいくらお金を出したか次第でご祝儀は決まる」ということですね。
アドバイス
お宮参りで両家に起こりやすいトラブルを未然に防ごう!
娘・息子の結婚で親戚になったとはいえ、両親同士は他人です。
育ちも違えば価値観も違いますのでトラブルが起こりやすい。
実際にあった「トラブル」と「防止策」をご紹介します。
どちらか一方の母が張り切り過ぎる
よくあるのが、娘側の母が赤ちゃんから離れなくて、夫側の母が触れず激怒するパターンです。
「内孫なのに触れもしないとはどういうこと!」となってしまうんですね‥。
逆に夫側の両親が「ウチの家の孫だから」と、娘側の母に一切触らせなかったためにトラブルになることもあります。
この場合の防止策は、1番意見しやすい立場の実子が母に注意する!
嫁が姑に注意なんて、また新たなトラブルを生みかねませんからね(T-T)
両家がお互いを配慮する気持ちが大切です。
お金のトラブル
「食事代は夫側の両親が出すべきだ!」
「ご祝儀がないなんてどういうことだ!」
など、お金のトラブルは起こりやすいです‥。
揉めないためにも、必ず事前に確認しておきましょう!
直接夫側の両親に聞きづらいでしょうから、お婿さんを通して、ご祝儀や食事代などどうしたらいいのか相談すると良いですよ。
こちらから「払う意思がある」ということが伝われば、トラブルにはなりにくいです。
まとめ
今回は、お宮参り時に嫁の実家がするべきことについてご紹介しました。
- 祝い着を贈る
- ご祝儀を包む
- 菓子折りを用意する
- 祝い着を贈った場合は2万以上
- 祝い着を贈らなかった場合は5万以上
習わしは地域によってやり方や決まりが違うので注意が必要です。
根強く残っていないのなら、夫の両親・嫁の両親抜きに、「お金は折半する」という考えでいいと思います。
折半ならトラブルも起きませんしね( ^ω^ )
なんにしても事前に確認しておくことは大切です!
娘さんに相談してみてくださいね。