「建築士」といえば、子供に人気の職業の一つ!
自分で考えたアイディアが建物として出来上がるなんて、とっても夢がありますよね。
だけど、建築士になるのって、実は結構難しい^^;
なので、大人になってから目指そうと思う人は少ないそうです。
もしお子さんが建築士を夢見ているのなら、ぜひ子供のうちから将来を意識してもらいたい!
それが、お子さんの夢を叶えるための力強い一歩となります(^ ^)
まずは、建築士の仕事について詳しく知り、自分の建てたい建築物について考えることが大切です。
そこで今回は、建築士の仕事の種類と必要な資格についてお話ししていきたいと思います。
子供の夢は建築士!今からできることってあるの?
お子さんには、将来の夢という目標を持って頑張ってもらいたいですよね。
建築士になるためには、国家資格に合格する必要があります。
そのために今からできることは2つ!
1つ目は、学校の勉強を頑張ること
理系科目さえできればいいやと思うかもしれませんが、他の科目も絶対に疎かにしないこと!
仕事で英語で話す必要が出てくるかもしれないし、国語を学んでおけば、自分の意思を伝えやすくなります。
また、理系科目以外ができることは、大学受験にも有利です!
図工や美術にも力を入れてあげるといいですね。
2つ目は、いろんな建築物や芸術に触れること
美術館などに連れて行ってあげるといいですね。
また、実際に目で見れないとしても、建築関係の本を読むのもオススメです。
芸術感覚や美的センスを磨くことは、将来絶対に役立ちますよ(^ ^)
これぞ芸術!世界中の人から評価されている有名建築物!
世界には、美しかったり、奇抜だったり、技術がすごかったりと、すごい建築物がたくさん!
その中でも、世界中から評価されている有名建築物をご紹介♪
「こんなの作ってみたい!」と、お子さんに目標を持たせるキッカケにしてみてくださいね\(^^)/
梅田スカイビル
イギリスの有名雑誌にて、世界の建築トップ20に日本で唯一ランクイン!
大阪・梅田にある、梅田スカイビルです。
旅行雑誌でも特集され、海外から一目見たいと訪れる観光客が殺到しています。
その魅力は、2つのビルをつないでくっつけたような独特な形!
これが、「未来の凱旋門のようだ」と、世界でめちゃくちゃ評価されているんですよ。
ノートルダム大聖堂(カナダ)
カナダのモントリオールにあるノートルダム大聖堂。
セリーヌ・ディオンが結婚式を挙げた場所としても有名ですね。
外観はもちろん、内観がものすごくキレイ!!!
一つ一つ細かい作業を繰り返して作られたであろう装飾物やステンドグラスがふんだんに使われています。
言葉では表現できないくらいの美しさに、魅了されること間違いなしです。
ルーブル美術館(フランス)
ルーブル美術館といえば、フランスの有名な観光地の1つ。
実は、ルーブル美術館の分館は、日本の建築家が設計したんです!
めちゃくちゃすごいことですよね♪
そのルーブル美術館でも一番人気があり、一度は見て見たいと評価されているのが、ガラスのピラミッド!
昼間に見るのもいいですが、夜に光り輝く姿はまさに幻想的です。
どこかの観光のついでにでも、お子さんと色々見学してみるといいですね。
建築の仕事の種類って?どんな建物が設計できるの?
建築士の仕事は、建築物の設計と監理をすることです。
具体的には、タワーや美術館、身近なものでは学校やスーパー、私たちの家も、全て建築士が設計したもの。
私たちの生活に建築士のお仕事は欠かせないということですね(^ ^)
建築士は、建築士法によって、一級建築士、二級建築士、木造建築士の3つの国家資格に分けられています。
それぞれ扱える建築物が異なりますので、一つずつ説明していきますね。
一級建築士
一級建築士は、すべての建築物の設計・工事・管理をすることができます。
建設会社などで社員として働く方もいますが、自分で設計事務所を立ち上げることもできるので、建築士なら誰でも憧れる資格です。
世界で活躍する建築士たちは、もちろん一級建築士!
依頼者の要望に応えるだけじゃなく、自分のアイデアを提供することもできるので、活躍の場が多いですよ。
受験条件
大学・短大・専門学校を卒業後2~4年以上の実務経験(建築会社など)が必要。
合格率は10%前後と難関です。
一級建築士の受験資格についてはこちら
二級建築士
二級建築士は、建築士法で定められた範囲の建築物の設計・工事・管理ができます。
ハウスメーカーに勤務するなら問題ありませんが、学校や病院、それ以上の規模の建築物を扱いたいのなら、一級建築士の資格を取ることをオススメします。
受験条件
合格後4年以上の実務経験が必要。
合格率は25%と、一級建築士よりも難易度は下がります。
二級建築士の受験資格についてはこちら
木造建築士
木造建築士は、木造の建築物のみ、設計、工事、管理を行うことができます。
だけど、「木造2階以下の延床面積300平方メートル以下の建造物に限る」とされているため、関われる建造物は狭いです。
受験条件
大学・短大・専門学校で指定科目を履修・卒業する必要があります。
合格率は60%程度で、一級建築士や二級建築士と比べると容易です。
木造建築士の受験資格についてはこちら
だけど、資格を取ってしまえば一生職に困ることはないし、自分のやりたい建築をすることもできますよ。
まとめ
建築士の仕事って、図面に向かったりと、机に座って物を書いているイーメジが大きいかもしれませんね。
だけど、実は人と接する時間もとっても長いんですよ。
依頼者の要望を聞いて、それを形にするには、コミュニケーション能力が不可欠!
家族との会話はもちろん、お友達ともたくさん遊んで、時にはケンカしたりと、いろんな体験を積ませておきたいところですね。
お子さんが、建築士という夢に向かって頑張れますように。