朝になると始まる子供のグズり‥。
「学校行きたくない!!」
なんでそんなこと言うの!?って困っちゃいますよね。
そんな時、あなたはどんなふうに子供に対応していますか?
「いいから行きなさい!」
「学校休むことはできないの!」
「あなたの将来のためよ!」
このように、学校に行かせることばっかり考えちゃっていませんか?
行きたがらない理由がわからないとしても、こんなふうに言われちゃ子供は行きたくなんかなりません。
大切なのは、子供の気持ちに寄り添うこと!
親御さんにしてほしい対応の仕方について、元教師の私(Amita)がお話ししていきますね(^ ^)
小学生で早くも学校を嫌がるように…
子供が学校に行くのを嫌がる‥。
このまま登校拒否になるんじゃ!?と不安に思っちゃいますよね。
私の学校にも何人か「学校に行きたくないって言うんです」と相談してくる親御さんがいました。
原因は不明‥。
理由がわからないと、どうしてあげればいいのかわからないですよね。(ノД`)
でも、そういう子に限って、学校では普通に過ごしてたりするんです(°_°)
「学校から帰ってきたら、ケロっとしてました!」なんて親御さんから連絡があるのもよくある話(笑)
だけど、行きたくないという子供の気持ちはウソじゃない!
「学校行きたくない」の裏側には、なにが隠れているの?
小学校に行きたくないと泣くのはなぜ?
自分が小学生だった時のことを思い出してみてください。
学校に行きたくないって思ったこと、一度はありませんか?
私が学校に行きたくないと思った理由はこんな感じ(笑)
- 給食にシイタケが出るから
- 作文発表がイヤ
- 部活動がイヤ(先生がめちゃくちゃ怖かった)
- 鉄棒の授業がイヤ
大人になって考えると、しょうもない理由だなって感じですよね(^^;
子供の「学校行きたくない」は、こんなふうに些細なことが原因のケースが多いです。
だから「喉元過ぎれば熱さを忘れる」方式で、イヤな時間以外はケロっとしてるんでしょうね。
だけど、なかには毎朝大泣きして嫌がるっていう子もいます。
この場合は、ちょっと注意が必要です。
私の学校にも、毎朝大泣きして登校拒否をするので担任の先生が迎えに行っていた子がいました。
学校に行きたくない理由は「友達にからかわれるからイヤだ。」
ちょっとしたおふざけが、子供の心を深く傷つけてしまっていたようでした。
こんなふうに、友達関係が原因で学校に行きたくないという子が、実は多い!
原因不明で嫌がっている場合は殆どが友達が原因といっても過言じゃないかなと思います。
言いにくいんですよね、自分がからかわれたりケンカしたりしたことって(^^;
子供にとって、学校は友達と楽しく過ごす場所。
それが欠けてしまうと、一気に楽しくない場所になっちゃいます。
学校に行きたくない理由が分からない時の子供への接し方
学校に行きたくない理由がわからない‥。
「なんで行きたくないの!?」
「いいから学校に行きなさい!」
なんてついつい声を荒げちゃってませんか?
「学校行きたくない」は、子供から親へのSOS!
絶対に怒ったり動揺したりしてはダメ!
ココがポイント
子供が絶大な信頼を寄せている親だからこそ、冷静に大きな心で対応してあげることが大切です。
子供への接し方についてお話ししますので、参考にしてみてくださいね(^ ^)
子供の気持ちを受け入れる
親に受け入れられないと、子供は自分に自信を無くしてしまいます。
「学校に行きたくない自分はダメなやつなんだ‥。」
と感じてしまったら、ますます学校がイヤになってしまうかもしれません。
「そっか〜。学校行きたくないのかぁ。まぁ、そんな日もあるよね〜。」
と、子供の気持ちを受け入れてあげてください。
些細な理由であれば、気持ちを受け入れてもらうだけで満足して「やっぱり学校行く」って言い出すこともありますよ(^ ^)
どんな時も味方であることを伝える
子供からすると、行きたくない学校が敵に見えているかもしれませんね。
「なにがあっても、お母さんだけはあなたの味方だからね!」
と、温かく包み込んで安心させてあげてください。
お母さんという心強い強い味方がいることがわかれば「頑張れる気がしてきた!」と自信をつけさせることができますよ。
行きたくないと子供が言った日は、必ず担任の先生に連絡を入れてください。 学校でのケアも大切ですからね。
まとめ
子供を学校に行かせた後のアフターケアも忘れずに。
だけど「学校どうだった!?」なんて、問い詰めちゃダメですよ。
「学校楽しかった?」とサラッと聞いてあげてください。
問題がクリアできたのなら「うん!」と答えてくれるはずです。
しょんぼりして帰ってきた場合は、なにか美味しいものでも食べさせてあげるなんてどうでしょう?
学校でイヤなことがあったんだから、家では笑顔で過ごさせてあげてください(^ ^)
お母さんが受け入れてくれることがわかれば、ポツリポツリと理由を話しだすかもしれませんよ。
たくさんの愛情を示して、受け止めてあげてくださいね。