赤ちゃんの利き手が気になることってありませんか?
うちの息子は、よく使うのは右手ですが、たまに左手でスプーンを持つこともあります。
もしかして左利き!?と私はワクワクしています(笑)
実は私、左利きなんです( ^ω^ )
だから、子供も左利きだと嬉しいなって密かに思ってるんです(笑)
だけど、私みたいな人はきっと少数。
お子さんが左利きだと「矯正するべき!?」と不安になる人の方が多いはず。
結論からいうと、利き手を矯正するのはやめて!
無理に右手を使うように矯正すると、お子さんに悪い影響を与えてしまうことがあるんです(°_°)
そこで今回は、利き手の矯正が子供に与える影響についてお話しします。
うちの子供は左利き?利き手はいつから決まるの?
右手を使うときも、左手を使うときもあるけど、利き手はいつ定着するの?
私の場合、赤ちゃんの時から両手を使っていたけれど、左手しか使わなくなったのは絵を描くようになってから。
2歳くらいだったそうです。
アメリカの赤ちゃんの利き手の研究によると‥
2歳頃には利き手がはっきりしてくるそうです。
全く私と一緒ですね(笑)
しかし、利き手が固定されるのは4歳ごろ。
3歳前後に、もう1度両利きの時期があるそうです。
ママが左利きの場合は、ただマネをしているだけという場合もあります。 また、ママと向い合っている時に、同じ側の手である左手を使うということもありますよ。
左利きは苦労する?左利きで大変なことを教えて!
左利きは苦労する?
たしかに、子供の頃からいろいろ大変なことはありましたね(^^;
どんなことが大変なのかを左利きの人に聞いてみました!
ハサミが使いづらい
これは子供が一番はじめに直面する左利きの不便さ!
ハサミって、右利き用が多いですよね。
私もうまく切れなくてハサミを使った工作とかがキライでした( ; ; )
よく覚えているのが、ビニル紐の切りづらさ!
小学生高学年になるまで切れませんでしたね(笑)
隣の人と肘が当たる
食事や、子供だと学校の席の隣の人と、肘が当たることがあります(^^;
これは本当に、あるあるな話(笑)
当たらないように気をつけるのは、めんどくさい!
私はご飯を食べるとき、必ず一番左端の席に座ります。
習字が書きにくい
ハサミや肘が当たるのは、不便だけどなんとかやり過ごせます。
でも、どうしてもやり過ごせないものもあります。
それは‥習字!
習字はカンペキに右利きの人しかできません( ; ; )
習字では、「とめ」や「はね」が大切。
でもね、とめはねを左利きの人がしようとすると、手首をえげつけない角度に曲げなきゃいけません(笑)
左手で筆を持って綺麗な字を書くのは、ほぼ不可能です(ToT)
他にも左利きに不便なことはたくさん! 世の中の大体のことは右利きを基準にしているので、細かいことでも不便を感じることは多いです。
子供の左利きは直すべきじゃない!無理に直すと悪影響?
左利きに不便なことが多いと聞くと「右利きに矯正してあげたい!」と思いますよね。
だけど、無理に右利きに矯正することにはさまざまなデメリットがあるんです(°_°)
自己肯定感が低くなる
左利きを右利きに矯正するのは並大抵のことではありません。
あなたも、今から左手しか使っちゃダメって言われたら大変ですよね。
さらに、左手を使っていたら「ダメ!右手を使いなさい!」なんて叱られる‥。
「自分は右手をうまく使うことができないダメな人間だ」と、子供は自分を否定してしまうようになります。
脳の障害が起こる
右手を動かすと左脳を、左手を動かすと右脳を使います。
右利きの人は左脳を、左利きの人は右脳をよく使っているということですね。
すでに脳の回路が、右脳をよく使うように出来上がっているのを、左脳を使うように矯正してしまうと‥
脳が混乱してしまって障害が起こる可能性があります!
具体的には、吃音などの言語障害や、てんかん、発達障害など。
私の大学の教授にも、左利きの矯正によって吃音になった方がいて、無理な矯正はしない方がいいという体験談を聞いたことがあります。
一見、子供のためになりそうな右手への矯正には、こんな怖い影響もあるんですね。
環境を整えてあげる
先程お話しした悪影響を考えると、右利きへの矯正はオススメしません。
私も、自分が矯正されなくて良かったと心から思っています。
でも、子供の左利きからくる不便はできる限り取り除いてあげたいですよね。
じゃあどうすればいいのかというと、左利きでも暮らしやすい環境を整えてあげましょう!
今は、左利き専用のものもたくさん増えました!
私も、ハサミや包丁、パソコンのマウス、扇子など、左利きグッズをたくさん持ってます♪
めっちゃ便利ですよ( ^ω^ )
また、肘が当たるなど、物じゃ解決できないこともありますよね。
その場合は、知恵を与えてあげてほしいなと思います。
例えば、肘が当たることがあるから左端に座るといいとか(^ ^)
少し気をつければ不便さは軽くなりますからね。
特に学校で使うものは、左利き用のものを揃えてあげましょう! 今は、学校からもらうカタログ類にも、左利き用の商品が載っていますよ( ^ω^ )
まとめ
私が左利きだとわかったとき、やっぱり親は矯正しようとしたそうです。
だけど、私が左利きのままでいられたのは、おじさんのおかげ。
「左利きは個性。無理に矯正する必要はない。」
と、私の親を止めてくれました。
そう!左利きは個性の1つ!
あなたもそう考えてみませんか?
不便なこともあるけど、左利きに生まれて良かったなって思うこともたくさんありますよ。
無理に矯正することは辞めて、お子さんをサポートすることに力を入れてほしいなと、左利きの私は願ってます(^ ^)