ある日公園で…
「ママ!見てみて〜♪♪」
と、子どもの手のひらを見るとたくさんの落ち葉。
多感な時期で、たくさんのことに興味を示す心を伸ばしたい反面
「持って帰ってどうやって保存しようかな…」
「なにか作りたいけど何ができるかな??」
と悩みますよね。
私はずっと保育士をしており、四季折々の制作をたくさんしてきました。
その中でも1番好きなのが「落ち葉を使った制作」です!!
「え・・落ち葉って工作できるの・・?」
できます!
とっても楽しいです♪
今回は実体験を元に、子供と一緒にできる「落ち葉を使った制作」についてご紹介していきたいと思います(^^)
落ち葉遊びや簡単につくれるものを紹介
落ち葉ってボロボロ崩れやすくて家の中が汚れたり、工作しにくいイメージがありますよね。
まずは、そんなイメージを吹き飛ばし、なおかつ公園ですぐにできる遊びをご紹介します。
これを読めば親子で虜!!
上記に載せている絵本は「ばけばけはっぱ」というえほんで、実際にはっぱを使って作られた動物やかわいいおばけがでてきます。
この絵本を繰り返し読むと子供も覚え、公園で一緒に作ることができますよ。
作り方も「目をくりぬくだけ」など、とても単純なので手で作ることができます。
インテリアやプレゼントにも♪
落ち葉カレンダー
準備物
- 色画用紙
- 白い紙
- ぺん
- のり
- 落ち葉
落ち葉カレンダーの作り方
1.作りたいカレンダーのサイズを思い浮かべ、色画用紙を切ります。
(このサイズがカレンダーの総サイズになります)
2.色画用紙のサイズより一回り小さく白い紙を切り、バランス良く1の色画用紙に貼ります。
(この紙に日付などを書いていきます)
3.白い紙の下半分に作りたい月の日付、曜日を書きます。
4.子供さんの登場です!!
白い紙の上半分にお絵かきしましょう(^_^)
※もし、「まだペンを持たせるのはこわい!!」
という方は、百円ショップのシールを貼るとかわいく仕上がりますよ!!
5.色画用紙と白い紙の境目に拾ってきた葉っぱを子供さんと貼りましょう♪
もしあれば、木工用ボンドの方がより強度があります。
6.完成!!
カレンダーの上に穴をあけてひもを通すと壁に掛けることもできますよ!
とてもかわいく仕上がり、準備物も少なく何といっても簡単です(笑)
おすすめですのでぜひお試しください☆
工作しやすいようにするための下処理を紹介
落ち葉には、虫がついていたり、汚れが付いていますので、使用する前によくチェックすることをおすすめします。
葉っぱの下処理方法
1.集めた落ち葉を水で洗います。石鹸や洗剤は使わず、水のみで洗います。破れないよう気をつけてください。
2.晴れた日なら天日干しをします。天気が悪い日は風通しの良い場所に置いてください。
3.キッチンペーパーで落ち葉の水分をそっととり、新聞紙に挟み、上から重石をして1日おきに新聞紙を取り替えます。
※新聞紙を置く場所も湿気が多いところは避けましょう。
4.4日繰り返すと完成です。
少し大変ですが、この作業も子供さんと行うことで、遊びを通して学べるのでぜひ一緒に行ってみてください(*^_^*)
自然物の保存方法や注意点を紹介
せっかくたくさん拾った落ち葉。工作以外にもきれいに長持ちさせたい!!と思いますよね。
ここでは作業が楽しく、なおかつ長持ちする保存方法をご紹介いたします。
自由画帳にはさんで思い出帳に
自由画帳にはって挟んでおくと長持ちします。
周りにとった日付や場所を書くと、見返した時により思い出になります(^^)
周りに絵描いたりすると
「ああ、あの頃こんな絵をかいてたな~」
なんて成長も感じることができますよ♪
子供さんと一緒に押し花にして飾ろう
通販やホームセンターに売っている押し花キットをつかうことで、簡単に押し花を作ることができます。
乾燥材も入っているため天日干し不要ですよ(^_^)
親子で作ることもできます☆
※子供さんと一緒にする際は、口に含んだりしないようしっかり見守って行ってくださいね
葉っぱの色が変わってしまうのは、酸化に弱いからです。空気に触れると酸化しますので密閉状態を保つことが大事です。
まとめ
自然の美しさを保つのは大変ですよね。
でも、一工夫をすると、すてきな作品に仕上がりますよ♪
最後にもっと楽しくなる魔法の方法を一つ・・・
近くの公園に行くときも、ただ行くのではなくちょぴりおおげさに!
子供にリュックなど背負ってもらい、ピクニック気分をつくります(^_^)
※お母さんもノリノリでリュックを背負うとより良い感じです。(笑)
「今日は葉っぱさんを拾いに行こう!!」
と話して、リュックの中にビニール袋と上記で紹介した「ばけばけはっぱ」の絵本なんて入れると、特別感が好きな子供はきっと目がキラキラです☆
ストーリーを作ってあげることで
「次はどんな楽しいことがあるんだろう」
とわくわくし、下処理や工作作りもいつもより興味を持って取り組んでくれますよ。
わたしはいつもこの方法でどこにでも遊びに行き、遊びだけでなくお手伝いなどもストーリーをつくってやっています(笑)
きっと楽しい時間になるので、ぜひ試してみてくださいね☆