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小学生の子供がまだお漏らしする…原因は夜尿症?病院に行く判断ポイントは?

小学生になっても、おねしょが終わらない‥。

こんなふうに悩んでいませんか?

たまにするぐらいならまだしも、頻繁におねしょをしていると頭を抱えてしまいますよね。

それ、もしかしたら「夜尿症」かもしれません(°_°)!

夜尿症とは文字通り、夜間に排尿してしまう病気です。

健康上に大きな問題はありませんが、怖いのが精神的な面での影響‥。子供に大きなトラウマを植え付けてしまうこともあります( ; ; )

できるだけ早く治してあげるためにも、病院を受診した方がいいケースもあるんですよ。

今回は、子供のお漏らしの原因と受診のタイミングについてご紹介します。

早く治療してあげれば、お子さんのストレスも軽減できますよ(^_^)

子供がお漏らし!これって病気?考えられる原因とは!

お漏らしといっても、日中にする「失禁」と、夜の「おねしょ」がありますよね。

失禁は、膀胱がまだ発達していないことが原因で、特になんの心配もないです。

しかし、夜のおねしょは注意が必要なことがあります。

おねしょの原因は、主に2つ。

 

ホルモンの分泌不足

人は寝ている間、何時間もトイレに行かなくても平気ですよね。

あれは、脳下垂体から「抗利尿ホルモン」というものが出ているからなんです。

なので、このホルモンが不足すると、夜も日中と同じように尿が出てしまうため、おねしょしてしまうんですね。

 

膀胱が広がらない

膀胱は寝ている間、尿を溜めるために大きく広がります。

これがうまく広がらないと、おねしょに繋がってしまうんですね。

おねしょはほとんどの場合、放っておいても自然に良くなっていきます。

しかし、おねしょには病気が隠れていることもあるんです(_)

どんな場合に病気の可能性があるのかについて、詳しく説明していきますね。

 

もしかして夜尿症?小学生のおねしょは病院で相談が必要なことも!

子供は誰でもお漏らしをして成長していくもの。

でも、小学生になってもおねしょが終わらないと、病気じゃないかって不安になりますよね(T_T)

おねしょが関連する病気に「夜尿症」というものがあります。

夜尿症は、寝ている間にお漏らしをしてしまう病気です。

寝ている間のお漏らしと聞くと、普通のおねしょと同じように思われるかもしれませんね。

夜尿症の判断ポイントは2つありますので、それぞれ説明していきます。

 

年齢

5〜6歳以降の夜間のお漏らしのことを夜尿症といいます。

夜尿症の患者数は以下の通りです。

 

  • 幼稚園年長 → 約15%
  • 小学校3年生 → 約8%
  • 小学校5年生 → 約5%

小学校高学年になっても、クラスに2人はいると考えると多いですよね(°_°)

中には、成人しても夜尿症に悩む人もいるそうです。

 

頻度

たまにおねしょをするのは、小学生以降でもよくあること。

寝る前にトイレに行かなかったとか、水分を摂り過ぎたとか、そういう理由でおねしょをしてしまっただけで、心配はいりません。

しかし、頻繁におねしょをする場合は、注意が必要です。

週に半分以上おねしょをするのなら、夜尿症の可能性があります。

5〜6歳以降で、週に半分以上おねしょがある場合は、病院で一度相談してみることをオススメします。

 

夜尿症を疑ったら子供を病院に連れていこう!何科に行けばいいの?

夜尿症は、治療を受けた方が、治療を受けずに自然に治るのを待った人よりも早く治癒すると報告されています。

おねしょは子供の精神に大きなストレスを与えてしまいますので、できるだけ早く治してあげましょう!

 

受診の目安

  • 漏らす尿の量が多い
  • 睡眠障害がある
  • 子供の精神が不安定
  • ママの負担が大きくてストレスになっている

年齢や頻度以外でも、このような症状がある場合は、早めに病院を受診してくださいね。

受診に関しては、かかりつけの小児科でOK。

他にも、内科や泌尿器科でも大丈夫ですよ。

一度電話をして、診療の可否を確認しておくと安心ですね。

特に精神的な負担になっている場合は、子供にとってもママにとっても良くありません。 相談だけでも一度受診してみることをオススメします。

 

治療内容

夜尿症の治療は、生活指導が基本となります。

生活習慣は、ホルモンバランスや身体の発達に影響を与えていますからね。

生活習慣を見直すだけで、おねしょがなくなったという患者も結構いるんですよ( ^ω^ )

もし生活指導で改善しない場合、薬物療法やアラーム療法に移ります。

アラーム療法とは、濡れるとアラームがなる小さなセンサーをパンツにつける方法。

尿が出たことを認識することによって、どんどん膀胱に溜められるようになるそうです。

病院では、個々にあった最善の治療をしてもらえますので、早く確実に改善することができますよ。

 

まとめ

今回は、子供のお漏らしの原因と受診のタイミングについてご紹介しました。

おねしょは、ホルモンや膀胱など身体の機能が未発達なことが原因である場合がほとんどです。

重大な病気が隠れている可能性はほとんどありませんが、子供の精神への影響を考えて、早めに治してあげたいですね。

5〜6歳以上、週半分以上おねしょがある場合は病院を受診してみてください(^ ^)

また、お子さんを叱ったりしないであげてくださいね。

成長には個人差があるので、叱ったところでおねしょをしなくなるわけではありません。

ママは焦ったりせず、気長に成長を見守ってあげると子供のストレスも軽減しますよ。

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