妊娠して6ヶ月頃から感じ始める胎動。
初めて胎動を感じたときはすごく嬉しかったです♪
赤ちゃんがお腹の中にる事が実感できて、愛しく思っていた胎動。「臨月になると落ち着くよ」と聞いたことがあります。
だけど、臨月に入っても胎動が激しいと心配になってしまいますよね。
「ダウン症」や「多動症」などの障害の可能性もあるって聞きます。
痛いくらいに激しい胎動ってヘン?
胎動と障害の関係は?
本当のところはどうなのか…、私の体験談をもとに、気になることを探りつつ、痛い胎動への対処法もご紹介します。
臨月になると胎動は落ち着く?激しいケースもあります!
独り言はあまり言わないタイプでした。
「いたっ!」
「っっ!!・・・ハハ(苦笑)」
いえ、これは独り言じゃありません。お腹の中の娘との会話です!(笑)
臨月に胎動が激しく感じるのは、赤ちゃんの筋力が付いてきたから。
赤ちゃんの頭が下になっているので、胃を蹴られたり膀胱を押されたり・・・なんてこともありますよね。
このときは動ける範囲が狭くなるので、逆に回転という動きはしづらくなっています。
「臨月に入ると赤ちゃんが下に下がってきて、頭が骨盤にはまった状態になるので、だんだん胎動が落ち着く」
よく耳にしますが、必ずしも胎動が落ち着くというわけではないようです。
胎動にも個人差が。
実際に私も、臨月になっても胎動が激しい方でした。
“今のは明らかに、おもいっきり蹴っただろう”と思うこともしばしば。
娘は生まれてからも足の力が強いです(笑)。
あまりに胎動が激しいと、破水することもある? そんな心配もしてしまいますよね。
胎動が原因で破水することはないので大丈夫。
胎動が激しいのは赤ちゃんが元気な証拠です。これも個性の1つだと思いますよ。
いよいよ臨月!【実践したい】胎動が痛いときの対処法
臨月の胎動で一番痛かったのは、わき腹を内側から思い切り押されたときです。
“蹴る”とか一瞬の動きじゃなくてグーッと押される感じ。娘の足技のせいですね。
どうしても痛い・・・そんなときの対処法があります。
- お腹を軽くゆする
- 立って部屋の中をゆっくり歩く
- 赤ちゃんに話しかける・音楽を聴かせてみる
- キックゲームで誘導する
お腹を軽くゆする
お腹を軽くゆすることによって、赤ちゃんの姿勢が変わるんです。
胎動が全くなくなるわけではありませんが、「そこやめて!」という痛みの感じる場所が移動してくれるのです。
ただ、あまりゆすり過ぎるとお腹が張ってしまうので、適度にしてくださいね。
立って部屋の中をゆっくり歩く
お母さんが座ったり横になっていたりしていると、赤ちゃんに送られる血流が多くなります。
そしてこの体勢は、赤ちゃんが下腹部やわき腹の近くにいることが多いんです。
立って歩くことによって赤ちゃんの位置や姿勢が変わるのと、赤ちゃんへの血流を少し和らげる効果がありますよ。
赤ちゃんに話しかける・音楽を聴かせてみる
赤ちゃんはお腹の中で、お母さんの声や周りの音を聞いています。
激しい音楽はやめてくださいね! 私は臨月に激しい音楽を聴いていて、娘にすごく蹴られた経験ありです(笑)。
キックゲームで誘導する
キックゲームはお腹の中の赤ちゃんとのコミュニケーション。
ゲームを楽しみながら、胎動の場所をなるべく痛くないところへ誘導していってみてください。
臨月になると、胃を圧迫されることもありますが、そんなときは食事を小分けに食べるのも1つの方法です。
臨月になっても胎動が激しいのは赤ちゃんに障害があるせい!?
「臨月になっても胎動が激しいのは、赤ちゃんに障害があるから…」
そう聞いた事がある方も多いのではないでしょうか?
ただでさえ色々心配してしまう妊娠期間。そんな事を聞いたらすごく不安になってしまいます。。。
よく言われるのが、
臨月に胎動が激しいと「多動症」などの「発達障害」かもしれない…
臨月に胎動が激しい…もしくは少ないと「ダウン症」の可能性がある…
出産を控えた妊婦さんを恐怖に陥れるこの言葉たち・・・実は医学的に証明されていないことです!
そう!医学的も根拠のないお話なんです!
こんな根拠のない事を言い出したのは誰だ~~~(#・∀・)ムカッ!!
なまはげ並みに怒りたい気分です。
逆に胎動が急に感じられなくなった方が心配なんです。
「臨月に入って落ち着く、少なくなる胎動が急になくなった!」
という方は、「胎児機能不全」の可能性も考えられますので、病院で受診されることをおすすめします。
「胎児機能不全」とは、お腹の中にいる赤ちゃんが、「子宮の中で元気な状態(酸素不足になっていない」といい切れない場合を指します。
まとめ
赤ちゃんもお腹の中で、寝たり起きたりを繰り返しています。
20分寝て20分起きて…を繰り返す子もいれば、3時間続けて寝る子も!
胎動のある時間とない時間で、そのリズムを知ることもできます。
割と長いスパンで胎動のあるないを繰り返した娘は、お腹の中を出てからも、夜は5時間まとめて寝るような子でした。
妊娠時は、色々な心配や不安を抱えてしまいやすいもの。マイナス思考や心配、ストレスは赤ちゃんにも伝わってしまいます。
胎動を感じることのできる残りわずかな時間、貴重な時間なので、心にゆとりを持って楽しみたいですね♪