いつものように添い乳をしていると‥
「えっ!?吐き戻してる!!なんで!?」
添い乳後に赤ちゃんが吐き戻しをすると、驚いてしまいますよね。
添い乳で吐き戻しをしてしまうのは、げっぷをうまく出せないことが原因です。
おっぱいを飲んだ後、身体を動かすことがなくそのまま寝てしまうので、げっぷができないんですね。
寝たままでもげっぷをうまく出させてあげる方法を知って、安心して添い乳をできるようになりましょう!
今回は、添い乳で吐き戻しをさせないコツについてご紹介します。
添い乳をしたら赤ちゃんが吐く!添い乳のメリットはあるの?
せっかく飲んだ母乳を吐いてしまうなんて、添い乳って赤ちゃんの身体に負担がかかってしまってるんじゃないの?
って思ってしまいますよね。
でも、添い乳にはメリットもあるんです( ^ω^ )
ママの身体に負担が少ない
普通に授乳しようと思ったら、ママは身体を起こし、赤ちゃんを抱っこしなければいけませんよね。
これが結構シンドイ!
3分で終わるならまだ我慢もできそうですが、だいたい片乳10分ずつで合計20分はかかります‥。
赤ちゃんを支える腕は痛いし、背中も痛くなってくるし、修行をしているお坊さんのような気分になります(T_T)
添い乳なら寝たままなので、ママが楽な姿勢で休みながら授乳できます!
さらに、寝かしつけも一緒にできちゃうので楽!
添い乳で寝た時は、乳首を口から離すときに起こさないように、ソロ〜っと離してあげてくださいね。
赤ちゃんが安心できる
添い乳は赤ちゃん側にもメリットがあります。
普通の授乳だと、飲み終わるとベッドの上に寝かされますよね。
ママと離れてしまうことと、寝る体勢が変わることによって、赤ちゃんが起きてしまうことはよくあることです(T_T)
添い乳だと寝る体勢が変わることはないし、なによりママの体温と心臓の音を感じながら寝ることができるので、赤ちゃんは幸せな気分で眠ることができるんですね。
添い乳をしたいママには知ってほしい!デメリット
添い乳にはメリットもありますが、デメリットもあります。
あなたが心配している吐き戻しもその1つです。
添い乳を考えているママに知ってもらいたい、デメリットについてご紹介します。
窒息死
添い乳をしたときに吐き戻してしまうのは、げっぷがうまく出来ていないことが原因です。
げっぷがうまく出せないと、空気がたまってしまっているので、赤ちゃんはとっても苦しい状態‥。
吐き戻してしまうと母乳が気管に入って窒息する恐れがあります。
乳児の死因の1位は、吐き戻しによる窒息死なんです(°_°)
十分気をつけてあげましょう。
乳腺炎
添い乳だと体勢的に、片方のおっぱいでしかあげられないというママも多いです。
しかし、片方だけしか飲ませられなかったり、飲ませる姿勢が一定だと、赤ちゃんが飲み残した部分の乳腺が詰まってしまって乳腺炎になることがあります。
乳腺炎ってめちゃくちゃ痛い!
例えるなら胸を太めの針でザクザク刺されてるような痛さ(T_T)
さらに、高熱が出ることもあるので、胸に異変を感じたら病院へ行ってくださいね。
うまく両方のおっぱいで添い乳できるように練習するか、次回の授乳の時は反対側を向いて添い乳するなど、工夫をしてくださいね。
添い乳で吐き戻しをしないための効果的な対処法
添い乳で吐き戻しをすると窒息死するかもしれないなんて、怖いですよね(T_T)
吐き戻しをさせないためにはげっぷをさせることが大切です!
効果的な対処法をご紹介しますので、ぜひ試してみてくださいね。
背中をさする・トントンする
普段授乳してげっぷを出させる時って、背中をさすったりトントンしたりしますよね。
それと同じことを添い乳の場合にもしてあげてください。
背中を下から上にゆっくりさすってあげ、胃の裏あたりをトントンしてあげると空気が上がってきてげっぷを出しやすいです。
普段から吐き戻しが多い赤ちゃんの場合は、一度起き上がってげっぷさせてあげたほうが良いですよ。
吐き戻し枕を使う
吐き戻し枕とは、傾斜のついた枕で、体を少し斜めにすることによって、げっぷを出やすくしてくれます。
そうするとげっぷが出やすくなるので苦しさが減り、吐き戻しの場合の窒息も防ぐことができますよ。
また、吐き戻してしまった場合も、枕に傾斜がありますので、吐き戻した母乳で溺れるということもなく安心です。
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背中に丸めたタオルやクッションを置いて身体を斜めにすることも、吐き戻し枕と同じ効果がありますよ。
まとめ
今回は、添い乳で吐き戻しをさせないコツについてご紹介しました。
- ママの身体に負担が少ない
- 赤ちゃんが安心できる
- 窒息死
- 乳腺炎
- 背中をさする・トントンする
- 吐き戻し枕を使う
添い乳は睡眠不足なママにとって、とっても楽な授乳方法です。
私もオススメしたい授乳方法ですが、赤ちゃんに危険が及ぶ可能性があることだけは頭に入れておいてくださいね。
もちろん、げっぷを出しやすくする対策をしてれば心配ありません。ご紹介した方法を試してみてくださいね♪
赤ちゃんが可愛くおっぱいを吸うのは今だけ。貴重な添い乳ライフを楽しんでください(^ ^)