赤ちゃんに心配事があった時、このように言われたことがあるママも多いんじゃないでしょうか?
赤ちゃんの体重は「健康のバロメーター」なんです。
それなのに、赤ちゃんの体重が増えないとなると、とっても心配になりますよね・・・私も経験があるので痛いほど気持ちがわかります(T_T)
体重が増えない主な原因は、授乳量が少ないこと。
そこで今回は、生後1ヶ月の赤ちゃんの体重が増えない原因と対策についてご紹介しますね。
生後1ヶ月で体重が増えないのはおかしい?
1か月検診で体重が増えていないことを指摘されたら不安になりますよね。
でも体重増加は個人差があるし、まったく増えていないわけじゃないのに…どうして「成長曲線内」であることにこだわるの?
たしかに個人差はありますが、体重を成長曲線内におさめることはとっても大切なんですよ。
その理由をお話ししますね。
体重を増やさなければいけない理由
産まれたばかりの赤ちゃんは「体を作ること」が大切なお仕事。
そのためにはエネルギーが必要です。
成長曲線の体重というのは、そのエネルギーが足りている証。
体重があまり増えていない子は、栄養が不足しているかもしれない…ということなんですね。
栄養が不足すると、骨や内臓の発達がうまくできなかったり、最悪の場合、脳にも影響が出てきます(°_°)
だから、体重を増やしてあげないといけないんですね。
生後1ヶ月児の平均体重
一般的に生後1ヶ月ころの体重はどのくらいかというと‥
- 男の子→3.6〜6キロ
- 女の子→3.4〜5.5キロ
産まれてまだ1ヶ月しか経っていないのに、すでに男女の差があるなんて、面白いですよね( ^ω^ )
でも、赤ちゃんって産まれた時の体重が違いますよね。
1ヶ月検診の時には、今の体重がどうかよりも、生まれた時から何グラム増えたかで判断します。
1ヶ月で約1キロ、1日平均だと30〜40グラム増えていれば順調に成長している証拠(^ ^)
逆に、1日30グラム以下の場合は、栄養不足が考えられますので注意が必要です。
体重が増えないのは授乳量が足りないから?
体重が思うように増えていない場合、授乳量が足りていないことが考えられます。
よくあるのが、「授乳は2時間おきにと言われたから、2時間おきにしか与えなかった」というパターン。
あくまで2時間おきは目安!
体重の増えが悪い場合、授乳時間を見直すといいですよ。
それでは、気をつけるポイントについてお話ししますね!
泣いたら母乳をあげる
今まで赤ちゃんがよく泣いて困ったりしませんでしたか?
もしかしたら、お腹が空いて泣いていたのかもしれません。
母乳は消化がいいので、2時間おきじゃないとダメ!ということは全くありません!
特に、体重の増えがよくない場合は、泣いたらおっぱいを咥えさせるくらいで大丈夫。
どーんどん飲ませてあげてくださいね♪
ミルクは消化に時間がかかるので、少なくとも3時間は間隔をあけて授乳してくださいね。
夜間は起こして授乳する
赤ちゃんがグッスリ寝てくれるのは、ママにとって嬉しいことですよね。
しかし、体重の増えが悪い時は起こして授乳しましょう!
私も2時間に一度起こして授乳してました‥辛かった(笑)
2時間はシンドかったし、そんなに母乳も溜まってなかったので、3〜4時間に一度起こして授乳してあげればいいかなと思います( ^ω^ )
母乳が足りない時はミルクを足す
本当に体重を増やしたいのなら、ミルクをあげることをオススメします。
ミルクは栄養価が高いので、ほんとすぐに体重に表れるんです。
母乳で育った子より、ミルクで育った子の方が体が大きかったりするんですよ(^ ^)
ママとしては、母乳だけで育ててあげたいという気持ちがあるかもしれませんね。
しかし、それで栄養不足になっては元も子もありません。
赤ちゃんのためにも、せめて体重が成長曲線内に戻るまではミルクをあげてみてはどうですか?(^ ^)
夜間にミルクをあげる場合は無理に起こさなくてもOK。ミルクは腹持ちがいいですからね( ^ω^ )
生後1ヶ月児に必要な母乳量と足りてるサインはこれ
赤ちゃんの授乳量が足りているか、チェックできたらいいなって思いません?
母乳ってミルクと違って目で飲んだ量がわからないから難しいですよね(T_T)
足りてるサインをご紹介しますので、チェックしながら授乳してあげてくださいね。
- 1日に紙おむつが5~6枚ぬれる
- 1日に2~5回以上うんちをする
- 授乳が終わると機嫌が良くなる
たくさん飲んでいる子は、おしっこもたくさん!
赤ちゃんは胃腸がまだ未熟ですので、飲んだら割とすぐおしっこが出ます。
なので、飲んでしばらくしてからおしっこが出ているか確認してみるといいですね。
また、うんちの回数もポイントです。
飲む量が足りないと腸にたまらないので、うんちが出ません(°_°)
便秘を引き起こす原因にもなるので気をつけましょうね。
あとは、赤ちゃんの機嫌をみてあげてください。
満腹だと、とってもご機嫌になりますよ(^ ^)
うちの息子は体重の増えが悪い時は、よーく泣いてました‥。
今思えば、これが母乳が足りないサインだったんですね。
赤ちゃんの様子をしっかり観察して、授乳が足りているかチェックしてあげてくださいね。
まとめ
今回は、生後1ヶ月の赤ちゃんの体重を増やす方法についてご紹介しました。
赤ちゃんの体重は、親の遺伝も関係しているそうです。
うちは私も夫もヒョロヒョロなので、一歳9ヶ月になった息子も未だに成長曲線ギリギリの痩せ型です(笑)
体重だけじゃなく、身長も赤ちゃんの時から遺伝の影響が出てくるんですよ。
こんなふうに体重や身長は、遺伝子レベルで赤ちゃんによって人それぞれ。
個性なところもあるので、病気などの心配がない場合は重く捉える必要はありませんよ( ^ω^ )
とは言っても、やっぱり気になりますよね(笑)
私も自分が当事者だっただけに、ものすごく同感です!
そんな時は、今回ご紹介したように授乳時間を見直してみてくださいね。