「赤ちゃんがふんばってるけどウンチが出ない・・・もしかして便秘?」
赤ちゃんでも便秘になることがあるんです。
毎日ウンチが出なくても心配する必要はありませんが、何日も出なくて赤ちゃんの機嫌が悪い場合は注意が必要です!
そこで今回は、赤ちゃんがふんばってもうんちがでないときの対処法ついてご紹介します。
赤ちゃんがふんばる様子が度々!うんちでないから苦しそう
大人の排便と同じで、赤ちゃんにもうんちの回数や固さに個人差があります。
毎日でる子もいれば、2日に1回という子も。
しかし、5日以上出なかったり、出ていても少量で固い場合は便秘と言っていいでしょう。
また、赤ちゃんが機嫌良く過ごしているかどうかも重要です。機嫌が悪いと、便秘によって不快感を感じていることがあります。
主な便秘の原因
■母乳不足
母乳を飲んでいる赤ちゃんが便秘の場合は、母乳不足の場合があります。これは、腸の中で便が十分に溜まらないのです出てこれない状況です。母乳不足の場合は、体重が増えないなどの症状がありますので、チェックしてみてください。
■離乳食の影響
離乳食開始以降で便秘になった場合は、食べ物の影響が考えられます。赤ちゃんも大人と同じで、食物繊維や水分を取らないと便秘になってしまいます。食事のメニューを見直してみてくださいね。
■運動不足
腸の動きが活発にならないと便は出ません。まだ自分で動くことのできない赤ちゃんでも、手足をバタバタさせることが運動になります。適度な運動によって腸の動きを高めてあげましょう。
赤ちゃんが便秘になったら・・・家庭で簡単にできる対処法
赤ちゃんが便秘かもと思ったら、まずは自宅で様子をみましょう。
対処法を3つご紹介しますのでぜひ試してみてくださいね。
食事に気をつける
食物繊維が多いものや乳酸菌類など、便秘にいい食材を積極的に使いましょう。
オススメの食べ物はこちら↓
- りんご
- にんじん
- キャベツ
- 芋類
- トマト
※水分補給も忘れずに。 特に暑い日はこまめに摂ってあげてください。
マッサージ
便秘の時は、お母さんがマッサージをしてあげましょう。
オススメしたいのが、「の」の字マッサージ!
私も子どもの時によくしてもらいました( ^ω^ )
おへその周りを時計回りに「の」の字を書くように、ゆっくりとマッサージします。
力は少し強めくらいが良いです。
腸は「の」の字をしているので、便通を促す効果があるんですよ♪
お尻を刺激する
3、4日たっても便が出ないときは、浣腸してあげましょう。
用意するものは、大人用綿棒とベビーオイル。
ワセリンでもOKです。
※子ども用の綿棒では細すぎて刺激がうまくできないので、大人用の綿棒をオススメします。
綿棒の先にベビーオイルをつけ、肛門に1㎝くらい入れて、10秒ほどゆっくり回してください。
するとすぐに肛門が開いて便が出てきますよ(^ ^)
便はすぐに出てくるのでオムツを敷いてスタンバイしておきましょう!
浣腸は癖になりませんのでご安心を。腸に便を溜めている方が体に悪いです。
それでも赤ちゃんがうんちでないときは病院へ行こう
自宅でできる便秘解消を試しても、改善されない場合は病院を受診することをおすすめします。
特に以下のような場合は早めに受診してくださいね。
血が混じっている
排便の時に痛がる様子を見せ、出血するような場合は病院を受診しましょう。
痛いのが怖くて排便を嫌がるようになり、もっと便が出なくなるという悪循環に陥りますので、早めの受診が必要です。
赤ちゃんの様子がいつもと違う
- 食べ物を嫌がる
- 泣き止まない
- 熱や嘔吐がある
- 顔が青ざめている
など、いつもと違う気になる症状があるなら受診した方がいいです。
別の病気が隠れている可能性もあります!
お腹が張って苦しそう
おなかがパンパンに張っていて、下腹を触ると固い場合は病院を受診しましょう。
特に生まれた時から便秘を繰り返す場合は、消化機能に異常がある場合がありますので、
早めに受診することをおすすめします。
いつから便秘なのか、食事や水分は取れているのか、機嫌はどうなのかについて、お医者さんに伝えましょう。
まとめ
今回は、赤ちゃんが便秘の場合にすべきことについてご紹介しました。
- 5日以上出ず少量で固い場合は便秘
- 機嫌が悪い場合は注意
- 母乳不足
- 離乳食の影響
- 運動不足
- 食事に気をつける
- マッサージ
- お尻を刺激する
- 血が混じっている場合は病院へ
- 赤ちゃんの様子がいつもと違う場合は病院へ
- お腹が張って苦しそうな場合は病院へ
赤ちゃんを便秘にしないためには、日頃の生活にリズムをつけることが大切です。
運動や睡眠、食事などを毎日同じ時間にしていると、
赤ちゃんは毎日同じくらいの時間に排便します。
また、食生活も大切です。
食物繊維と水分の摂取をしっかりと行ってあげてくださいね。