子供が1歳を過ぎると、「そろそろ指差しができるようにならないかなぁ…」と思いますよね。
指差し練習には絵本の読み聞かせが不可欠。そしてそれには「絵本選び」がとっても重要です。
この記事では、指差しをまったくしなかった私の息子に実践した、指差し練習におすすめの絵本をご紹介します。
指差し練習には絵本の読み聞かせが最適!
うちの息子が1歳を過ぎた頃、友人から「1歳半検診で指差しするかどうか診るよ」という話を聞きました。
「え? うちの子、指差しする気配なんてまったくないけど…」
指差しどころか、バイバイなどの手の動作はぜんぜんできなかったので、当時は本当に焦りました。
子供の成長には個人差があるとはいえ、「検診で指差しができなかったらどうしよう…」とすごく不安になりますよね。
私はどうしても1歳半検診までには指差しをできるようにしたくて、おもちゃを片っ端から指差して見せたり、テレビに映るキャラクターを「あ!◯◯だよ!」と指差してみたりしました。
でもどれも効果がありませんでした・・・
そんな時に何となく始めた絵本の読み聞かせが、実は指差し練習にとっても役立ったんです!
そして、子供が指差しをするきっかけには「理由」があることもわかりました。
興味を持たせるのに最適な絵本
まずは子供に「絵本を見てみたい!」と興味を持たせることが必要です。
- 絵がたくさん載っているもの
- 動物や車など身近なもの
- 物語よりも見て楽しめるもの
これらの条件を満たした絵本が「こどもずかん(学研)」です。
この絵本は 0歳〜4歳くらいを対象にしているので、絵がとても可愛らしくて子供にもわかりやすいと思います。
どうぶつ・くだもの・やさい・・・などがカテゴリーごとにページで分かれていて、子供が見飽きることなく読み進められるのもポイントです。
絵を指差しながら、「これは◯◯だね。」と話しかけたり、「こっちは何かな?」と問いかけることで、指を差して伝えるという練習になりますよ。
最初は指差ししているのを不思議そうに見ているだけだった私の息子も、徐々に自分のお気に入りのページを開き、興味のあるものを指差してくれるようになりました。
子供に「触れてみたい」と思わせる絵本
当然ながら、指差しするためには「指を出す」という動作が必要ですよね。そのためには、子供に「絵本に触れてみたい」と思わせることが重要です。
そこでおすすめなのが、「どうぶつぶっく(主婦の友社)」という絵本です。
この絵本は動物の特徴を触覚でも表していて、例えば亀の甲羅がザラザラしていたり、ウサギのお腹がフワフワしているんです。
だから、
「亀さんザラザラ!」
「ウサギさんフワフワだね〜。触ってごらん」
と、子供に絵本に触れる機会を作れますよ。
実際にうちの息子とこの絵本で遊んでいると、子供が自ら人差し指で絵本を触るようになりました。
特に亀のザラザラした甲羅がお気に入りみたいでしたよ(*^^*)
指差しの意欲を掻き立てる絵本
最後に、指差し練習で一番大切なのは、子供に「指差しで意思を伝えたい」と思わせることですよね。
1歳半検診でも、闇雲に指差しできればいいのではなく、ちゃんと「ワンワンどれ?」と質問に対して指差しで返せるか…を診られます。
そこで、自信を持っておすすめしたい絵本が「きんぎょがにげた(福音館書店)」です。
全く指差しする気配のなかったうちの子供が、この絵本のおかげで指差しをマスターしました!
この絵本は、カラフルな背景の中に金魚が隠れていて、どこに隠れているのかを探せるようになっています。
ページをめくるたびにうちの子は夢中になって金魚を探してました(*^^*)
読み始めた頃はただ見ているだけだったのが、だんだんと金魚を見つけるたびに「あっ!あっ!」と飛び跳ねて大興奮♪
金魚がどこに隠れているかを私に伝えたくなったみたいで、ものすごい勢いで指差しするようになりました。
今では金魚が隠れている場所を覚えてしまったようで、ページをめくると瞬殺で指差ししてくれます(笑)
それほどまでに子供に「指差しで伝えたい!」という意欲を掻き立てているんですね。
まとめ
指差し練習におすすめな絵本はこの3冊!
- こどもずかん
- どうぶつぶっく
- きんぎょがにげた
その中でも、特に子供が「指差ししたい!」と思わずにはいられない「きんぎょがにげた」はぜひ試してもらいたい1冊です。
子供だけでなく、大人も一緒になって楽しめる絵本なので、ぜひ指差し練習に読み聞かせしてあげてください(*^^*)