子供が幼稚園でいじめられていると知ったらショックですよね。
何かしなければ!と思うけれど、何をどうすればいいのかわからない…。
こんな時、親としてはどういう対処をするのがベストなんでしょうか。
可愛いお子さんがいじめられたのですから、怒りの感情が湧いてくるのは当然で、幼稚園や相手にぶつけたくなる人もいるでしょう。
しかし、冷静さを欠いてはダメ!
こんな時だからこそ冷静に、そしてお子さんの心のケアをしながら解決を図る必要があります。
今回は、幼稚園児のいじめの原因と対策についてご紹介します。
幼稚園でいじめにあったら転園させたほうがいいの?
いじめというと、小学生以上をイメージする方が多いと思いますが、いじめは幼児の間でも存在します。
ただ幼児のいじめは特殊で、相手を陥れてやろうとか、そういう感覚はありません。
遊びの延長だったり、自分の気持ちを制御することがまだできないことから起こることが多いです。
とはいっても、自分の子供がいじめにあっているなんて耐えられませんよね。少なからず子供は嫌な思いをしているわけですし(T_T)
せっかく通っている幼稚園なんですから、楽しく笑って過ごしてほしい!
「転園させた方が子供のためになるのかも…。」
と思う気持ち、すごくわかります(>_<)
幼稚園で起こるイジメの原因とは?
まずは幼稚園でいじめが起こる原因について考えてみましょう!
児童や大人のいじめとはどこが違うのでしょうか?
些細なことがキッカケに
幼稚園でのいじめは些細なことがキッカケで起こります。
例えば
- 太っている
- メガネをかけている
- 背が低い
など、見た目がキッカケなこともありますし
- 先生の言うことが聞けない
- すぐ泣く
- すぐ怒る
- 自己主張が強い
など、性格がキッカケになることもあります。
どれも些細なことで即いじめに繋がるようなことではありませんが、幼い幼稚園児ではなぜ問題になるのでしょうか?
善悪が判断できない
まだ小さい子供ですので、物事の善悪が判断できません。
「好きな子にほどイタズラをする」と言いますよね。
子供にとってイタズラが相手の気をひくための手段になっていることもあるんです。
「〇〇くんはどんな気持ちになるかな?」
と大人に言われて初めて相手の気持ちに気付く子も多いです。
さらに、一旦は悪いことだと気付いても、次の日には忘れてしまう子も多い(°_°)
また、自分の気持ちを制御することも難しい年頃です。
「嫌なことは嫌!」
「やりたいことはやりたい!」
まだまだ自分中心の考えなので、トラブルが起こりやすいんですね。
自分の子供が加害者にならないように、日頃から相手の気持ちを考える場面を積極的に作っていきたいですね。
幼稚園でいじめにあった時の対策を知りたい!
親として、いじめにどう立ち向かっていけばいいのでしょうか?
3つ対策をまとめてみましたので、参考にしてみてくださいね。
まずは子供の心のケアをする
子供がいじめられていると知ったらショックですよね。
私も息子がいますが、考えただけで恐ろしくなりますので、実際に体験された方は目の前が真っ暗になるような思いだったでしょうね(T_T)
気が動転してしまうと思いますが、まずは子供の心のケアを優先しましょう!
「あなたは悪くない!お母さんはいつでもあなたの味方!」
ということを、優しく温かく伝えてあげてくださいね。
また、もしいじめの原因が性格的な問題の場合は、それを改善するように努力することも大切です。
それがいじめの根本解決に繋がることもありますからね(^ ^)
幼稚園と話をする(冷静に)
まずは事実確認をしましょう。
お子さんもまだ小さいですので、全てのいきさつをママに話すことは難しいです。
子供から聞いたことと幼稚園から聞いたことを照らし合わせて、事実を把握する必要があります。
そして、自分の子供がどんな気持ちになっているのかを先生に伝えましょう。
そうすれば、子供のことを考えてくれる幼稚園であれば、なんらかの対策をとってくれるはずです。
一方的に怒りを主張するのではなく冷静に
「うちの子も悪いところがあるんだとは思うんですが〜」と低姿勢で話しましょう。
解決しない場合は転園する
幼稚園に何度相談しても解決しない場合は、転園を視野に入れることも方法の一つです。
解決してスッキリさせることが、子供にとってもママにとっても望ましいですが、解決できそうにないのなら、いつまでもツライ思いをしながら幼稚園に通う子供が可哀想ですもんね(T_T)
しかし、転園にはデメリットも…。
新しい環境に馴染んで楽しく過ごせる子もいれば、新しい環境が逆にストレスになる場合もあります。
これはお子さんの性格によりますので、まずは子供に転園したいか聞いてみるといいですね。
まとめ
今回は、幼稚園児のいじめの原因と対策についてご紹介しました。
- 些細なことがキッカケに
- 善悪の判断ができない
- 子供の心のケアをする
- 幼稚園と話をする
- 転園する
子供がいじめられた時、加害者側の子供や親に直接注意する人がいますが、それはオススメしません。
関係が悪化するだけだし、お子さんがさらに幼稚園で居場所がなくなる可能性もあります。
話し合いをしたい場合は、必ず先生を挟みましょう。
誰かに仲介役をしてもらった方が冷静になれますよ。
お子さんの心のケアも忘れずに。
子供がツライ思いや不安を感じている時こそ、ママは笑顔で安心させてあげてくださいね。