寒い秋冬は、赤ちゃんが風邪をひかないようにしてあげたいですよね。
私は心配性なので、0歳の息子にかなり厚着をさせていました。
「モコモコであったかそ〜!これで風邪もひかない!」
なんて思ってたんですが、保育士をしている友人に言われてしまいました・・・
「え? 着せすぎ(笑) これじゃ逆に風邪ひくよ?」
・・・え?どういうこと?
その友人に聞いてみたところ、赤ちゃんは大人よりも体温が高いので、そんな常にモコモコにする必要はないとのこと。
「寒そうなときだけ、アウターなどで調整してあげればいいんだよ〜」
と教えてもらいました( ^ω^ )
だけど、「寒そうなとき」っていうのがよくわかりませんよね^^;
そこで今回は、「赤ちゃんの寒いサイン」についてお話ししていきたいと思います。
サインを知れば、寒いときにすぐ対応してあげられますよ♪
赤ちゃんが寒いと感じる外気温と室温の目安を知ろう!
赤ちゃんは大人よりも、平熱が約1℃高いです。
なので、大人が寒いと思っても赤ちゃんは平気だったり、逆に大人が普通なときでも赤ちゃんは汗をかいていたりします。
大人を基準にできないので「寒い」の判断が難しい!
まずは、赤ちゃんが寒いと感じる「気温」や「室温」を把握することが大切ですよ。
以下は、秋冬に赤ちゃんが寒いと感じる温度の目安です。
- 「室温」→ 20℃未満
- 「外気温」→ 15℃未満
秋冬、赤ちゃんにとって心地よい室温は、20℃〜25℃。
20℃未満になったら、暖房を入れるか、ベストを着せるなどして調整してあげてくださいね。
外気温は、15℃未満になったら寒い!
でも、これは天気に結構左右されてしまいます。
風の有無や日が照っているかどうかで、体感気温がかなり変わりますもんね。
脱ぎ着しやすいアウターを一枚着せ、ブランケットなどを用意して外出すると便利ですよ。
ここに注意!
赤ちゃんは汗が冷えたときにも寒いと感じます。
室温の上げすぎや、服の着せすぎには注意してくださいね。
さわるとひんやり!赤ちゃんの顔や手足が冷たいときはどうするの?
赤ちゃんの手足が冷たいと、「寒いんじゃないか…」って心配になりますよね。
私も、息子の手足の冷たさに驚いて、大慌てで厚着させたり靴下を履かせたりしてました。
自分が冷え性なもんで、「もしかしてこの子も冷え性!?」なんて焦ってました(笑)。
だけど・・・これは間違い!
赤ちゃんは、「手足が冷たい 」= 「寒い 」ではないんです!
実は赤ちゃんって、手足など身体の末端部分で体温調節をしています!
身体の中心部分を温かくするために、末端部分の血管を細くしているため、手足が冷たくなってしまうんです。
これは、赤ちゃんには普通のことなので、心配する必要はありせん(^^)
ここに注意!
手足が冷たいからと、室内で靴下を履かせるのはNG!
体温調節がうまくできなくなってしまうし、必要以上に温めると寒さに順応できない子になってしまいます。
こんなときはしっかり防寒!赤ちゃんの寒いサインはこれ!
赤ちゃんの「寒いサイン」をチェックして、寒さ対策をしましょう!
喋れない赤ちゃんだからこそ、見逃さないようにしっかりみてあげてくださいね。
唇の色が悪い
唇の色が青白い場合、赤ちゃんは寒いと感じています。
大人でも寒いときには唇が紫色になりますよね。
赤ちゃんも寒いサインは唇に出るので、気をつけてあげてくださいね。
背中が冷たい
手足などの末端部分は冷たくても問題ありません。
だけど、身体の中心部分が冷たいのはNG!
一番簡単なチェック方法は、赤ちゃんの背中に手を入れて、背中の温度を確かめること!
背中が冷たい場合は、体が冷えてしまっています。上着を着せたり、室温を上げたりして温めてあげてくださいね。
ここがポイント!
背中チェックは着せすぎも見極められる!
背中に汗をかいている場合は、着せすぎですので服を一枚脱がせてあげてください。
まとめ
肌寒くなってきたら、赤ちゃんの唇と背中をチェック!
たったこれだけで、赤ちゃんの「寒いよ〜」って気持ちを知ることができますよ。
また、冬は1日の中で気温の差が激しいです。
お出かけする時は、脱ぎ着しやすい上着にしておくといいですね。
秋冬も赤ちゃんが快適に過ごせるよう、寒いサインに注意してみてください。