さかのぼればもう10年近くの付き合いになる鬱病。
鬱病って自分で気づく頃にはかなりの重症になっている時なんです。
周りに気が付いてくれる人がいたらよかったんだけど…。私には当時いなかったんですよ。
だから再発しているのに気が付くのが遅くなっちゃった…。子育てはこういうものだと自分で思い込んでいたから。
今何かおかしいなと思っているならば何かアクションを起こしましょう。わたしみたいになる前に…
第一子妊娠中から情緒不安定…鬱病の再発が近づいていた
私と旦那はいわゆる「授かり婚」です。
そのころはだんだん大きくなっていくお腹に幸せを感じていました。

これでママになれるんだ♪
大好きな人との赤ちゃんを産めるんだ♪
名前も考えるのも楽しかったし幸せいっぱいでした。
たまに情緒不安定になるのは「妊娠しているからだ」そう思っていたんです。
実はもう既にこのころから鬱病の再発が近づいていたなんて…。
こうして上の子を出産していざ子育てがはじまりました。
旦那は外で仕事を頑張ってくれている。「私が子どもと家を守るんだ」と、今考えればキャパオーバーしてましたね。
結婚して、出産して、知らない土地でひとりで子育て。
これ再発になる要因のオンパレードじゃないですか(;゚Д゚)
それでも初めての子育て。悪戦苦闘しながら可愛い息子を育てていました。
でもね…。ママの自覚があったのは私だけだと思っていました。
パパになって、家族ができたはずの旦那。
飲み会で終電逃して帰ってこない…
出産翌日に飲み会行って財布落としてくる…
毎日帰りの遅い旦那のために寝ないで待っていた。お弁当も作っていた。朝も見送りしていたし、旦那の親の連絡なしの訪問も笑顔で対応していた。(旦那実家から歩いて15分)
あーバカだったな私。
どんだけ「いい嫁」演じていたんだろう。
それがじわじわと心をむしばんでいくですけどね。
新しい環境に対応しきれなかった、そしていつの間にか再発するなんて。
そして時がたち、上の子1歳直前に家を買いました。
旦那の実家から離れられた!!
そして下の子妊娠しました。
ただね…。上の子の合指症の手術が延期になってしまいまして、つわりの時期と上の子の入院まるかぶり!!
徐々に大きくなっていくお腹とつわりに耐えながら、毎日病院に行きました。
ちなみに旦那はというと…、息子の手術翌日に飲み会。。。
あれ!?なんか私おかしくなってるかも。。。
そう感じはじめたときに、産婦人科の医師に、

そう言われました。
私は、「単なる不調だろう」と自己暗示かけてムリしていたみたいです。
・・鬱病再発していました!
そういえば、なに食べても味とかもわからなかったし、わけもなく涙出ていたなー。
そんなこんなで一度実家に戻ることにしました。
まぁそれもうまくいかなかったんですけどね~(>_<)
「あんた、そんなんで子ども二人育てていけるの?」
「あんた、本当に母親なの??」
「生れてくる子どもがかわいそうだよ!」
↑これ、全部実母に言われました。とどめを刺された感じですね…苦笑
無理がたたったのか、切迫早産ぎみになってしまい、自宅で絶対安静。
どんどん追い詰められましたよ。
結局、下の子は1ヶ月以上早く出てきちゃった。
助けてって言えなかったんだ。どんどん悪化する一方でしたよ。今でもそれがずっと尾を引いてるんですけどね。
再発したことを伝えたのに誰もわかってもらえなかった気がするんだ…。
たまたま妊娠中に上の子の1歳半健診がありました。
その時に保健師さんと出会い、今でもお世話になっています。

旦那にも、実家にも、義実家にも伝えましたが、みんなあんまり反応なく。。。
旦那にいたっては

だけ。。。
義実家は

と。。。
もう判断力も決断力も鬱病の症状として出ていました。
味覚障害、体重減少、情緒不安定。そして過呼吸。
不調の山盛り。
それでも必死にやっていたんですけどね。
再発を止められなかったというよりも、再発を加速させちゃいました。「母親失格だ」とも言われましたからね。
毎日子どもの前だというのに泣いてしまっていました。。。
まとめ
とても重い話になってしまいましたが、もしあなたがこうなりかけているなら、一刻も早くSOSを出してください!!
私みたいになる前に助けてと言ってください。
誰かと会話をしましょう。
これが鬱再発の体験談でした。というより今に続く事の発端です。また他は別で詳しく。
ただ一つ。
子育てに正解なんてないんだからね。
キャパだってみんな違うんだからね。
あなたが壊れたら誰が子どもを守れるのか冷静になって判断してください。