無限に続く、子どもの「なんで?」「どうして?」の質問攻め。
もちろん大人としてちゃんと答えたいけれど、ずーっと質問されると疲れるしイライラしちゃいますよね(−_−#)
あーもう、なんか適当にあしらってしまいたい…。
「ちょっと黙ってて」って言いたい…。
すごくわかります!(笑)
でも、この質問攻めのなぜなぜ期は、子どもの発達においてすごく大事な時期なんです!
ママが上手に対応することで、子どもの探究心が育って学習意欲がぐんぐん伸びることもあるんですよ(^。^)
ここでは
- なぜなぜ期はいつから?
- なぜなぜ期はいつまで?
- 上手な対応の仕方は?
についてご紹介します!
子供のなんで?どうして?はいつから始まるの?
子供のなぜなぜ期は「質問期」とも呼ばれ、言葉が飛躍的に発達する2〜3歳頃から始まることが多いと言われています。
「これはなに?」という質問から始まり、そのうち物事の意味や因果関係に興味がでてくると、
「なんで?」「どうして?」に変わってきます。
ある程度言葉が分かってきて、周りのものごとに好奇心でいっぱい!という、嬉しい成長の1つなんですね(^ ^)
毎日こればかり.. 子供のなんで?についイライラ!いつ終わるの?
質問期は知的好奇心が最も伸びるとされる2.3歳〜5.6歳までの間のことを言います。
子供の脳は6歳までに大人の9割型完成するとも言われているので、この時期は好奇心いっぱいで色々なことに興味がわいてくるんでしょうね(^。^)
もちろん個人差はありますが、だいたい6歳くらいまでと思っておきましょう!
この時期は脳に色々な知識を取り込む準備ができているので、大人の受け答えによっては子どもの学習意欲をぐんぐん伸ばすことができます!
どう返すのが正解?なぜなぜ期の対応の仕方教えます!
なぜなぜ期が子どもの発達に重要な時期だということは説明してきました。
たくさん湧き上がる子どもの質問に、できれば一つ一つ丁寧に答えたい!
もちろん基本はその対応で良いんです!
けれどこっちからしたら毎度いちいちきちんと説明するの、しんどいですよね(゚o゚;;
ここでは、子どもの発達を助ける困ったときのウマい返しをご紹介します!
一緒に調べる
大人でも、「なんでだっけ…?」と分からないような鋭い質問が飛んでくることがあります。
そんなときは、適当にあしらわずに「ママもわかんないや!一緒に調べよう♪」と言って、図鑑やネットで調べてみましょう(^ ^)
「調べると分かる!分かると楽しい!」という経験をさせてあげると、子どもの探究心を育てることにつながります。
このサイトも使えますよ
ファンタジックに返す
子どもに質問されると、大人は「ちゃんと理由を答えなきゃ!」と思ってしまいますが、子供の方はちゃんとした理由を知りたいわけではなかったりします。
むしろ、ママとの言葉のやりとりをただ楽しんでいるだけなときもあるんです(^ ^)
たとえば
「なんでお月様は夜しか出ないの?」
という質問には
「夜お仕事して疲れちゃったから、朝はお日様にお仕事かわってもらって今寝てるんじゃない?」
なんて返してみるとか!
真面目に答えようとしたら理科の知識が必要になってきますが、幼児にそれを理解させるのはまだ難しいです(゚o゚;;
ちょっと説明が難しい質問には、想像力が掻き立てられるような答え方をすると、かえって納得してくれたりします(^ ^)
いかにメルヘンに答えられるか考えるのも、楽しいですよ♪
なんでだと思う?と質問返し
全部の質問に答えていると疲れるし、たまには子どもが自分で考える機会を作ってみましょう!
うちは困ったら大抵これです!(笑)
息子「なんでお外暑いの?」
私「夏だからかなー」
息子「なんで夏は暑いの?」
私「なんでかなー?なんでだと思う?」
息子「うーん…お日様がイタズラしてるから!」
なるほど〜!
子どもなりに考えて出した答えって興味深いですよね。かわいいし(^ ^)
どんな答えでも、笑わずに聞いてあげたいですね!
本当に忙しくて答えられない時は
今どうしても無理!って時もあると思います。
そんな時は、「ちょっと待っててね。ママ考えとくからあなたもなんでか考えてみて!」と保留にしてもオッケーです。
ただ、毎回ではなく、忙しくないときには普段から誠実に答えていることが前提です。
手が空いてから、「さっきの質問だけど〜…」と、きちんと向き合ってあげましょう(^ ^)
NGなのは
- 「もう答えたでしょ!」と一方的に切り上げる
- 「そんなどうでもいいこと聞かないで!」と会話をぶった切る
子どもは質問に答えて欲しい以前に、ママとコミュニケーションを楽しみたいと思っています。
忙しくてイライラすることもありますが、なるべく付き合っていきましょう。
まとめ
- なぜなぜ期は子どもの発達にとって重要な時期
- 2歳頃〜6歳頃まで続く
- 質問には「正しく答える」より「丁寧に関わってあげる」姿勢が大事
- ただ言葉のコミュニケーションが楽しくて聞いてくることもある
毎日の質問攻めにうんざりしてしまいそうですが、なぜなぜ期について知ると、この貴重な時間を大切にしたいと思えてきますよね(^。^)
無理のない範囲で、親子のコミュニケーションを楽しんじゃいましょう♪