幼稚園とは、かくも恐ろしき場所であった…。
幼稚園は、子供にとって産まれて初めて、お友達との集団生活を経験する場所です。
まだイヤイヤが取れない甘えん坊を、なんとかかんとか言いくるめて、やっと入園!
ママが「やれやれ」と思ったのもつかの間。
ママにとっての試練は、これからだったのです…。
「おはよう〜」
「ねえねえ、今日空いてる?ランチしない〜?」
「旦那さんは何やってる人なの?」
「うちの旦那がさぁ〜、夜しつこくって…」
え?えっ?
なにこれ!?
幼稚園は子供が通うものだと思ってたのに…ママ同士もがっつり関わらなきゃいけないの〜!?
子供の入園と同時に始まる、ママ同士の人間関係。
おばさん化が始まりつつある女達は、特有の図々しさと図太さを武器に、どんどん仲間を増やそうとあちらこちらでママ友作りを始めます。
これがなかなかどうして、難しい。
あまり深く関わりたくはないけど、子供同士は仲良くしてほしいと思うと、相手にしないわけにも行かないし…
とっっても、悩みますよね。
そこで!
ベタベタへばりつくママ友をサラリとかわし、スマートに程よく付き合いたい人は『割り切り付き合い術』を極めるべし!
割り切り付き合い術を使いこなせれば、ママ友に振り回されなくても大丈夫♪
ズルズルと強引なママ友に呑まれてしまう前に…ぜひ、続きを見てみて!
これが幼稚園ママ友の疲れる実態!
ママ友同士の付き合いは、朝一番で子供を幼稚園に送り届けた時から始まります…。
Aママ「おはようございます」
Bママ「あ、おはよう〜。Aちゃんおはよう!行ってらっしゃい〜」
Bママ「Aちゃんは、おうちどのあたりなの?」
Aママ「あ…あの、ここからまっすぐ行ったところのコンビニの裏あたりです」
Bママ「そうなの?うちとすぐ近くだよ〜。今度から一緒に通おうよ♪」
Aママ「え、あっはい…」
こうして始まった、ママ同士のお付き合い。
初めは、子供同士も喜ぶし、行き帰りだけの世間話程度と思っていたのだけれど…。
「今度から、下の名前で呼んでいい?」
「旦那さんは平日お仕事なの?今度ご挨拶したいな〜」
「ねえねえ、今日空いてる?ランチしない〜?」
「ごめんね、子供がどうしてもっていうから、早く来ちゃった☆」
私がパートで働いてるのもお構いなしに、朝早く来てみたり、早く帰りたいのにダラダラ遊びながら帰ったり…。
家族構成や主人こと、主人の仕事のこと、私の仕事のこと、実家の場所など…根掘り葉掘り何でも聞こうとしてきて、とにかく困る!
かといって一番近いのは B ちゃんの家ということは変わらず…。
子供同士は仲良くしているから、お付き合いは続けていきたいんだけど…。
「Aちゃんは習い事させないの?うちは、今度から英語に通わせようと思って。一緒に行かない?」
「今度、子供同士でおそろいコーデしようよ〜」
もういい加減にしてー!!
そこまで聞く!?聞かれたくない・教えたくない、ママ友トークの中身
たとえ友達同士でも、話したくないことや聞かれたくないことはあります。
- 年齢のこと
- 体型のこと
- 家族構成のこと
- 仕事のこと…。
ところが、どこにでも人のプライベートにずかずかと入り込んでくる人はいるのです。
「気心の知れた友達にも話さないことを、なんで話さなきゃいけないの!?」
喉元まで出かかった言葉をぐっとこらえて、笑顔でその場を取り繕わなければならないのが、ママ同士の辛いところ…。
子供との関係もあるから関係を断つわけにもいかないし…。
お互いに仲がわかってきたらいいけれど、誰かれかまわずにこんなこと↓を聞かないでー。
- 幼稚園の先生やママ同士の悪口
- 年齢や体型の話
- 家族構成、夫の職業、ママの職業の話
- 更年期障害について、子作り事情
これって、なれなれしすぎません!?ママ友との距離感
Bちゃんのママと親しくなって、我ながら『ママ友ぶり』が板についたと思う。
ママ友がいないのは嫌だから、Bちゃんママがいてくれてホッとしている。
でも、反面うんざりする時もある。
子供が一緒のときは、子供がいる手前『仲良くしなきゃ』と思うけど、子供と別れてまで無理に話を合わせるのが、しんどくてたまらない!
最近、特にうんざりの方が勝ってるかも…。
ママ友って、こんなに面倒くさいのかな…。
Aママ「Bちゃん、Bちゃんママ、おはよう〜」
Bママ「おはよっ。Aちゃんおはよう!あ、今日はポニーテールだ〜」
Bちゃんママは、子供に声を掛けてくれるところが◎。
いつもニコニコ明るくて、うちの子はBちゃんママに懐いている。
幼稚園まで通う道、子供同士は手を繋ぎ、子供を中心に話が進む。
子供たちは楽しそうだし、私も嬉しい。
でも、問題は子供と別れてから…。
幼稚園の正門前で、子供たちをお見送り。
子供たち「行ってきま〜す!!」
ABママ「いってらっしゃい〜」
「ここからが問題だわ。
Bちゃんママに誘われても、うまく逃げなきゃ!
もう、半日棒に振るのはたくさん!
Bちゃんママがこっちを向いた。
さあ、来るぞ!」
Bママ「ねえ、この後うちに寄らない?昨日クッキー作ったんだけど、作りすぎちゃってー。食べてほしいなー」
Aママ「あ…あの、今日はこのまま郵便局に用があるから…」
Bママ「あ、そうなんだ」
よし!逃げるが勝ち!
Aママ「うん、そうそう。じゃあ…」
Bママ「すぐそこでしょ?付き合うよ」
Aママ「えっ?」
Bママ「ちょうど、学資保険のパンフもらおうと思ってたんだ〜。行こ行こ♪」
Aママ「えぇ!?あっ、ちょっと〜(泣)」
一人になりたいのに、なんでついてきちゃうの〜!?
あぁ、今日も逃れられない…
これがベスト!なママ友付き合い
- 子供の話題を中心に話す。特に、幼稚園の情報交換は積極的に!
- 子供がいない時には、あまり干渉しない
- 物のやりとりは、基本やらない。写真はプリントするより、データのみやり取りするほうが気軽にできて良い
- 幼稚園の外で会うのは、子供同士で遊んだり、子供も一緒にランチに行くときなど。基本は子供と一緒!
うまい!ママ友付き合いのコツ
元来、女は群れたがる生き物です。それは、大人になっても、ママになっても同じこと。
しかし、主婦もヒマではありません。
家事があり、育児があり、人によってはパートなどの仕事も抱えています。
『ママ友』は、同じ年頃の子を持つ『仲間』でありながら、子供などの共通の話題で盛り上がれる『友達』でもあります。
でも、普通の友達は何があろうとなかろうと『友達』なのです。
それをわざわざ『ママ友』と呼んでいる時点で、ただの『友達』とは違います。
要は『ママ友』は、子供があってこその関係であるということです。
それを踏まえた上で、かしこくつき合っていきましょう!
もう振り回されない!ママ友との割り切り付き合い術!
こんな感じで(●`・ω・)ゞ<ok!
- 情報交換してこそのママ友!幼稚園の情報、育児の悩みなど、ママならではの話題には、積極的に参加する!
- 本当に気の合う人を除いて、子供を抜きでの付き合いは避ける。ランチやお茶に無理してまで付き合わなくてもOK!
- 立ち入った話はしない!個人的なことをしつこく聞かれたら「それ以上の細かい話はいいじゃない」「個人的なことだから、話したくないな」と、正直に伝える
- 困っていたら助け合う!(でも、いらぬお節介は迷惑なだけ!お互いに、困っているとき以外は踏み込みすぎない)
まとめ
子供「いってきます!」
Aママ「いってらっしゃい」
正門前で、子供に手を振る。
今日は、Bちゃんと一緒ではない。
もちろん、相変わらず家は近いけど、やっぱり毎日一緒に行くのはちょっとしんどい。
だから、何回か
「朝はパパとの時間をゆっくり取りたいから」
「まだ支度が出来ていないから先に行って」
と、自宅に来てもらうのを断ったら、毎朝来ることはなくなった。
その代わり、たまに幼稚園へ行く道の途中で会ったときには、こちらから声を掛けて一緒に行くことにしている。
Bちゃんママには
「パートで忙しいから」
「なかなか時間が取れなくて」
と、ママ同士の個人的な付き合いは断りながら、子供同士は積極的に遊ばせている。
最近は、そんな私のスタンスにちょっと馴れてくれたかも?
しつこい誘いが無くなって、とっても助かる。
こんな感じに付き合えるなら、ママ友の存在はありがたい。
困ったときには相談できるし、幼稚園の情報も教えあえる。
Bちゃんママは情報網が広いから、今となってはその情報網に頼りまくり^^;
でも、その分は私からも子供の写真を送ったり、時短家事のコツとかを教えてあげたりしてるから…
結局はお互い様かな?
私には、これくらいの付き合い方が合っているみたい。
これからも、Bちゃんママとはいい関係でいたいな。
もちろん、子供同士もね!