【幼稚園で子供同士のトラブル】謝罪は必要ない?その時親はどうするべき?

幼稚園生活の中で、我が子が「仲間はずれ」や「怪我」などのトラブルに直面した時、親はどのように対応したらよいのでしょうか。

我が子がしてしまったことに対し、謝罪が必要か悩むこともありますし、反対に「謝罪してほしい」と思うこともあるかもしれません。

 

しかし、すぐに行動に移すのはちょっと待って!

そのトラブル・・・本当に親からの謝罪が必要なのかを一度冷静に考えてみてください。

そして、迷わずに幼稚園に相談をしましょう。

この記事では、幼稚園でのトラブルの実例を交えつつ、謝罪の必要性と、親がどのように対応するべきかをお伝えしていきます。

幼稚園でよくあるトラブルとその原因

私は7年間、幼稚園の先生として多くの子供をみてきました。そして毎日のように、子供たちのトラブルの仲裁をしていました。

今回はよくあるトラブルとして「仲間はずれ」を例に挙げてお話しします。

なぜトラブルが起きてしまうのか。

その理由は、「子供は、想いや気持ちをうまく相手に伝えられないから」なんです。

そして、トラブルには必ず原因があります。

例えば、こんな事例がありました。

 

仲間はずれにされたB子ちゃん

おままごとをしているグループA。

B子ちゃんは、おままごとに参加したいと思い、声をかけましたが、グループAに「入っちゃだめ」と言われ、仲間に入ることができませんでした。

このトラブル、一見すると、グループAがB子ちゃんに意地悪をしているように見えますよね。

ですが、原因を突き詰めるとこんなことがわかりました。

 

B子ちゃんが仲間に入れなかった原因

グループAは、おままごとを始める前に「赤ちゃん役はナシにしよう」というルールを決めました。

B子ちゃんは、赤ちゃん役が希望です。

グループAは、赤ちゃん役を必要としていないので、B子ちゃんを仲間にいれませんでした。

この事例の場合、グループAが「赤ちゃん役はナシだから」とB子ちゃんに説明できればよかったのですが、うまく伝えられなかったんですね。

このようにトラブルには、表面だけ見ていてはわからない「子供たちなりの原因」があるんです。

よくあるトラブル「仲間はずれ」

想いや気持ちを上手く相手に伝えられないからこそ、起きてしまうのですね。

 

そのトラブルに謝罪は必要?注意すべきポイントとは?

「我が子がトラブルに関わった。これって謝罪が必要なんじゃないの?」

と思ったら、まず注意してほしいポイントがあります。

それは、

  1. 子供の言うことを鵜呑みにしすぎないこと
  2. 必ず幼稚園に相談をすること
  3. 勝手に親同士で連絡を取り合うのは禁物
  4. 謝罪が必要なのは、幼稚園側から言われた時だけ

この4つです。

それでは、それぞれのポイントを詳しく説明していきます。

 

子供の言うことを鵜呑みにしすぎない

もしお子さんに「幼稚園で仲間はずれにされている」と言われたら、親としては胸が痛みますよね。時にはカッとなって、相手の親に謝罪を求めたくなるかもしれません。

でもちょっと待って!

あなたのお子さんが言っていることが、すべて正しいのでしょうか。その言葉、鵜呑みにしすぎないでください!

決して「子供を疑ってほしい」と言っているのではないですよ。

どういうことかというと、実は子供は発達の過程で、自分の思いと現実をごちゃまぜにして話してしまうことがあるんです。

 

先ほどの例を参考に、具体的にお話しします。

B子ちゃんは、グループAに仲間はずれにされたことで、「グループAのみんなは、私のことが嫌いなんだ」と思い込んでしまいました。すると、それをお家で伝える際に、「グループAのみんなが、私のことが嫌いだって、仲間はずれにするの」となってしまうのです。

しかし、誰もB子ちゃんを「嫌い」だなんて言ってませんよね。

たしかに、子供のことを信じて対応してあげる姿勢は大切です。しかし、全てを鵜呑みにしすぎるのはやめましょう。

 

必ず幼稚園に相談すること

お家でお子さんから、心配になるような話を聞いたら、まずは幼稚園に相談しましょう。

なぜなら、幼稚園には、子供同士のトラブルが起きた時のマニュアルがあるからです。きちんと対応してくれますよ。

そして、幼稚園で起きたことを、一番よくみているのは、幼稚園の先生たちです。相談をすれば、その時のトラブルについて、詳しい話を聞けるかもしれません。

また、先生の見ていないところで起きたトラブルでも、相談することで、真相を追求し、解決に導いてくれるはずです。

心配になったら、まず幼稚園に相談しましょう。

 

勝手に親同士で連絡を取り合うのは禁物

勝手に親同士で連絡を取り合うのは禁物です。これはとても重要です。

なぜかというと、先程「子供の話を鵜呑みにしすぎてはいけない」とお話しした通り、あなたが聞いたことは、真実ではない可能性があるからです。

それはまた、相手の親も同じです。

「真実を知らない者同士」がトラブルについて話し合っても解決はできません。話が食い違い、その結果、険悪な関係になってしまうことが多いんです。

勝手に親同士で連絡を取り合うのは禁物ですよ。

 

謝罪が必要なのは、幼稚園側から言われた時だけ

では、謝罪が必要なのはどんな時か。それは、「幼稚園側から、謝罪をするように言われた時だけ」です。

幼稚園の中で解決するとはいえ、トラブルの中には、謝罪をした方がいいケースもあります。

それは、「怪我が伴う」ものや、明らかに「どちらか一方に問題がある」場合です。そういった場合は、幼稚園から連絡がありますので、指示に従いましょう。

謝罪の仕方なども、相談すれば教えてくれるはずですよ。

謝罪は、幼稚園側から言われた時のみすれば大丈夫です。反対に、幼稚園側から言われていない場合は、謝罪の必要はありません。

 

大事なのはトラブル後の子供へのケア

続いては、トラブルに直面した子供へのケアの仕方をお話しします。

大切なことは、きちんと話をきいてあげること。そして、「共感」してあげることです。

トラブルに直面した子供は、戸惑いや悲しみ、やりきれない気持ちを持っています。そんな時、お家の人に「そうだね、辛かったよね、大丈夫だよ」と声をかけてもらえたら、ホッとすると思いませんか?

幼稚園に相談をしてみたら、子供が話した内容と事実が違った…ということもあるでしょう。

しかし、それは決して嘘をついているわけではありません。先程お伝えした通り、発達の過程で、自分の思いと現実をごちゃまぜにして話しているのかもしれません。なので叱ってしまったり否定するようなことはせず、黙って聞いてあげましょう。

トラブルに直面した子供へのケアは、しっかりと話を聞き、共感することが大切です。

意識してケアしてあげてくださいね。

 

まとめ

幼稚園での子供のトラブル。どのように対応したらいいのか悩みますよね。

謝罪をしたり、相手に謝罪を求めたり、すぐに行動に移したくなりますが、自分だけで判断をしないようにしましょう。

大切なのは、幼稚園に相談すること。マニュアルに沿って、対応の仕方をきちんと教えてくれますよ。

そして、ママやパパが積極的に行ってほしいのは、子供のケアです。

子供の気持ちを受け止め、共感してあげましょう。

子供はトラブルを経験して成長することもあります。心にゆとりを持って、見守っていきたいですね。

 

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